【医療機関向け】PSMA標的放射線内用療法

このたびは当院でのPSMA標的放射線内用療法をご検討いただき、ありがとうございます。
患者様の紹介に先立ち、以下の内容のご確認を賜りますと幸いです。
治療の概要につきましては、患者様向けのページもご覧ください。

□ 紹介前チェックリスト

本治療の適応について

本治療の適応症は、
「PSMA陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌」になります。

具体的には、以下の通りです。

① 新規アンドロゲン受容体シグナル阻害薬(ARSI)(アビラテロン、エンザルタミド、アパルタミド、ダロルタミド)を1種類以上使用後

かつ

② 承認された診断的医薬品を用いたPSMA PET検査でPSMA陽性遠隔転移病変を認める

治療開始までの待機について

本治療に対応した病室が限られるため、本治療の適応がある場合でも、治療開始までお待ちいただくことがあります。

 治療には待機期間が生じている場合があり、原則として、他に治療法のない方を優先させていただいています。

PSMA-PET検査について

 当院をご紹介いただく前に、承認された診断的医薬品を用いたPSMA-PET検査にてPSMA陽性遠隔転移の診断をお願いします。

 PSMA-PET検査については、PSMA標的療法の適応判定の目的での検査が保険適応となりますので、ご承知おきください。

近隣では、

知音会 御池クリニック
〒604-8436 京都府京都市中京区西ノ京下合町11

TEL:075-823-3000(代表)
TEL:075-823-3336(予約専用)

にて検査いただくことが可能です。

そのほかの検査可能施設についてはノバルティス社にお問い合わせいただくか、ノバルティス社ウェブサイト(RLT Care)からご検索ください。

ご紹介前に患者様へご説明いただきたい事項

 患者様およびご家族に治療内容・副作用等について十分に説明し、同意を得ていただくようお願い致します。

特に、

  • ・入院中は特別措置病室に一人で隔離されること
  • ・自分で生活できること
  • ・尿を容器に保管すること
  • ・退院後も周囲の被ばくに注意できること

が求められます。


日常生活動作・認知機能について

 特別措置病室への入院、尿保管等が十分に実施できる日常生活動作および放射線管理をご理解いただける認知機能を十分に有していることを改めてご確認のうえ、ご紹介賜りますようお願いいたします。

 当院で再度投与可能か検討したうえで、投与適応外と判断される場合がありますのでご承知おきください。

腎機能について

本剤の放射性同位元素は尿中から排泄されるため、
eGFR30未満の高度腎機能低下症例は原則投与適応外
と考えております。

治療期間中および治療終了後の対応について

 本剤投与中のADT(アンドロゲン除去療法)や鎮痛剤等の処方ならびに本剤投与期間終了後の経過観察および治療継続につきましては、原則として紹介元のご施設にてご対応いただきますようお願いいたします。

臨床試験へのご協力について

本治療患者様におかれましては、原則的に治療経過等のデータ収集の臨床試験にご参加いただいており、治療終了後も血液検査データ等のご提供へのご協力をお願い致します。

ご紹介時のお願い

 紹介状を持たず、患者さん御自身の判断で本治療を希望する受診は原則としてお受けできませんので、紹介状、検査データ、画像データ、読影レポートなど必要な書類をご準備の上、ご紹介をお願い致します。

 また、紹介に当たっては別紙のチェックリストの記載・同封にご協力をお願い致します。

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