診療科の特色
近年の医療の専門分化は著しく、京都桂病院においても2009年4月より呼吸器内科を立ち上げてから早くも10年以上の月日が経ちました。2023年度は入院病床数41で、スタッフ医師6人の体制としています。
呼吸器内科疾患は肺気腫・気管支喘息といった慢性呼吸器疾患、肺炎・胸膜炎・肺真菌症などの呼吸器感染症、間質性肺炎などのびまん性肺疾患、肺がんなどの悪性腫瘍、これらの諸疾患に伴う慢性あるいは急性の呼吸不全等々、非常に多岐に渡っています。京都桂病院呼吸器センター呼吸器内科では、京都市西部から京都府下まで広く呼吸器疾患患者を受け入れており、現在の体制でこれらすべてに100%の対応は現実問題として無理がありますが、呼吸器外科や他の診療科とも協力しあって、できる範囲内のことを行っていき、桂病院に呼吸器内科を更に発展させていく所存です。
2013年4月からは完全予約性で禁煙外来を開始し、禁煙への取り組みも行っています。現在は水曜日の午後に行っています。また、地域の診療所や病院との連携を今まで以上に図り、紹介・逆紹介を今まで以上にスムーズにしていくことを目指したいと考えています。