看護特定行為研修について



看護師による特定行為研修の包括同意についてのお願い

当院は特定行為に関わる看護師の研修制度の指定研修機関に指定されています。
また、当院は他施設の特定行為研修実習協力施設です。

特定行為に関わる看護師の研修制度(厚生労働省外部リンク)



特定行為研修とは

特定行為研修は、看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能の向上を図るための研修であって、特定行為区分ごとに特定行為研修の基準に適合するものです。



出典:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077077.html



当院の看護特定行為研修承認項目

特定行為区分 特定行為
呼吸器(人工呼吸器に係るもの)関連 ・侵襲的陽圧換気の設定変更
・非侵襲的陽圧換気の設定変更
・人工呼吸管理がなされているものに対する鎮静薬の調整
・人工呼吸器からの離脱
栄養に係るカテーテル管理
(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連
・末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入

動脈血液ガス分析関連 ・直接動脈穿刺法による採血
・橈骨動脈ラインの確保
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 ・持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
・脱水症状に対する輸液による補正
循環動態に係る薬剤投与関連 ・持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
・持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整
・持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
・持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
・持続点滴中の利尿剤の投与量の調整
精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 ・抗けいれん剤の臨時投与
・抗精神病薬の臨時の投与
・抗不安薬の臨時の投与
呼吸器(気道確保に関わるもの)関連 ・経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
創傷関連 ・褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
・創傷に対する陰圧閉鎖療法

看護師特定行為研修の同意について

上記にお示しした特定行為研修へのご協力に関しましては、包括同意を持って、ご了承いただいたものと判断させて頂きます。
なお、研修実施時は個別に指導医と研修生が行う特定行為について改めて説明をいたします。

同意書を提出された後も撤回を申し出ることができ、患者さんへの不利益は一切ございません。



本研修に関する問い合わせ先

京都桂病院 看護部
075-391-5811(代)