緩和ケア科

診療科からのお知らせ

診療科の特色

 京都桂病院は地域がん診療連携拠点病院であり、京都・乙訓医療圏において質の高いがん医療を提供する役割を担います。質の高いがん医療の実現において緩和ケアは重要です。
 当院には緩和ケアを提供する、緩和ケア外来、緩和ケアチーム、緩和ケア病棟という3つの組織があります。これらが外来通院中、一般病棟入院中、がん治療終了後の患者さんの症状緩和をそれぞれ担当することで、がん治療のすべての時期を通じて最善の緩和ケアが提供できる体制です。緩和ケア科は上記3つの組織を一元的に運営しています。
 20204月にあらたに開設された緩和ケア病棟では、緩和ケア科の専門医、精神科の専門医、がん医療に精通した看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、医療ソーシャルワーカー、音楽療法士などがチームを組み、苦痛を和らげるためのさまざまな治療・ケアを提供します。
 最新最良の薬物療法はもちろんのこと、病状によっては放射線治療や神経ブロック治療なども積極的に検討し、出来る限りの症状緩和が得られるよう努めます。
 思いやりやいたわりに満ちた看護、気持ちのつらさや不眠などのケアに精神科の専門医が常に関わること、個々の患者さんに応じたリハビリテーションを積極的に行っていることは、当院の緩和ケア病棟の特長です。

診療内容

  • 身体的症状のマネジメント

  • 精神的症状のマネジメント

  • アドバンス・ケア・プランニングなど意思決定の支援

  • 療養場所の調整に関する支援

  • ご家族への支援

  • 緩和ケア研修会、講演会など教育活動

緩和ケア病棟入院相談外来受診時に記入し持参いただく書類は以下のリンクからダウンロードできます

教育認定・学会等認定施設

  • 日本緩和医療学会 基幹施設

診療実績

緩和ケア病棟 入院患者数:2023年度  247名
緩和ケアチーム介入患者数:2023年度  259名

地域医療機関の先生方へ

 京都・乙訓医療圏の地域緩和ケアネットワークの一翼を担うことは、緩和ケア科のもっとも重要な使命のひとつです。
 地域緩和ケアを担うスタッフの皆さまとの連携には最善を尽くし、地域の患者さんやご家族のお役に立てるよう力を尽くして参ります。

・放射線治療は、放射線治療科と連携し院内で実施可能です。
・腹腔神経叢ブロックや硬膜外ブロックは、消化器内科や麻酔科と連携し院内で実施可能です。
・その他の神経ブロックは、京都府内の専門病院と連携し対応します。
・緩和ケア科外来はセカンドオピニオンにも対応しています。地域医療福祉連携室を通じて予約をお取りします。

  • 清水 正樹 部長
    担当・専門分野 緩和医療学
    資格など 日本緩和医療学会 指導医

    日本外科学会 専門医

    厚生労働省医政局長 指導医講習会修了

    厚生労働省健康局長 医師緩和ケア研修会修了

    日本心不全学会 心不全緩和ケアトレーニングコース修了
  • 村上 寛子 副部長
    担当・専門分野 緩和医療学
    資格など 日本産婦人科学会 産婦人科専門医・指導医

    日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

    厚生労働省医政局長 指導医講習会修了

    厚生労働省健康局長 医師緩和ケア研修会修了

    日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医
  • 橋本 教正 副部長
    担当・専門分野 緩和医療学
    資格など 日本呼吸器学会 呼吸器専門医

    日本内科学会 認定内科医

    日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

    日本緩和医療学会 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了

    厚生労働省健康局長 医師緩和ケア研修会修了
  • 大棟 有紀 副部長
    担当・専門分野 緩和医療学
    資格など 日本内科学会 認定内科医

    厚生労働省健康局長 医師緩和ケア研修会修了

    日本心不全学会 心不全緩和ケアトレーニングコース修了
  • 安藤 詩織 医員
    担当・専門分野 緩和医療学
    資格など 厚生労働省健康局長 医師緩和ケア研修会修了

    日本心不全学会 心不全緩和ケアトレーニングコース修了

外来担当医表

午前 (交替)
午後 (交替) (交替) (交替)

休診・代診情報

  • 休診代診情報はありません。
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