診療科の特色
リハビリテーション(以下、リハ)センターは、2003年1月に、京都府下第1号のリハ科単独の標榜診療科として独立しました。脳血管等、運動器、呼吸器、心大血管、廃用症候群の疾患別リハ区分全てに「リハ施設基準Ⅰ」を備え、がん患者リハの認可を受けた総合リハ施設です。疾患から派生する『障害(ハンディキャップ)=不自由・不利益』を最大限に予防し改善するために、機能訓練に留まらず、生活能力の拡大、社会的不利益の改善そして心理的支援を、超急性期のベッドサイドから全診療科の入院・外来患者を対象に展開し、一人ひとりの様々な身体的・精神的・社会的な『活動』を支援してまいりました。
医学的に不安定な疾患超急性期のリハでは、有効性は勿論ですが、何よりも一人ひとりの安全性が最優先されます。
呼吸器・循環器疾患に限らず必要な方には全て、血圧・脈拍・心電図・動脈血酸素分圧をモニターしながらリハを行い、個人に適した活動量や運動負荷量を医師の監督下で評価して決定しています。また、主治医や病棟看護師、薬剤師や管理栄養士などメディカルスタッフとカンファレンスを繰り返して連携を図り、チーム医療を推進してきました。超急性期のリハ医療は、原疾患の増悪を予防し、廃用症候群や誤嚥性肺炎などの二次性合併症を予防し、将来の障害発症を予防する『予防リハ』と言えるでしょう。診療科の医療が縦糸、リハ医療が横糸となり、はじめて良質な医療を織りなすことができると思います。「病気を治して頂き有難うございます。でも歩けなくなったので家には連れて帰れません。」と退院時に言われることが無いように、これからも、院内のそして地域における『ノーマライゼーション』に尽力してゆくつもりです。







