CT
CTとは
CTとは、Computed Tomography:コンピューター断層撮影の略であり、エックス線を使って身体の断面を撮影する検査です。
CT検査は全身の撮影ができ撮影時間も短いため、救急撮影をはじめ様々な病気の診断で使用されます。また画像を再構成することで、断面を変えて観察できたり、手術支援などに用いられる3D画像の作成も可能です。
CTの目的
CT検査の目的として、病気や手術前の精密検査、術後や治療後の経過観察、炎症の有無確認などがあります。また造影剤を使用することで腫瘍や炎症などの病変部位が分かりやすくなり、腫瘍の栄養血管や付近の血管走行も把握することができます。
当院のCT
装置:Aquilion Prime SP (キャノンメディカルシステムズ株式会社) 2台
当院では2021年1月にCT装置が新しく2台導入されました。
同じ装置を導入したことで、装置の差が現れず安定した画質で検査を行うことができます。
以前の64列マルチスライスCTから、80列マルチスライスCTに変わり、撮影時間の短縮が可能となりました。さらに新たに最新の被ばく低減技術(AIDR 3D)、AI技術の一種であるDeep Learning(AiCE)や金属アーチファクト低減機能(SEMAR)などの機能が加わりました。
これにより、さらなる被ばく低減と画質向上が可能となりました。
SEMARなし
SEMARあり
肝臓癌術前3D
肺がん術前3D
腹部大動脈瘤 血管3D
手関節骨折(橈骨)3D
大腸CT検査(CTC:Colonography)
心臓CT解析