栄養部門

KOMEKOのあれこれ

みなさんこんにちは。

朝晩急に寒くなりましたね。わたしはいま風邪との瀬戸際にいる気がして、毎日気を抜かずに体調管理に努めています。具体的には「早く寝る」「食事バランスに気を付ける」「適度に歩く」程度のことですが、何とか風邪をひかないように頑張りたいと思っています!

 

さて、標題の件ですが、みなさんはKOMEKOという文字から何を連想しますか?

KOMEKO……コメコ……米粉!!今回わたしがお話ししたいのは『米粉』についてです。

 

先日、初めて米粉でできたショートケーキを食べました。桂近隣にお住いの方ならご存知かもしれませんが、阪急桂駅の西側にある、店頭でパティシエおじさまのマネキンがお出迎えしてくれる、あの洋菓子店のものです。

気になるお味は、小麦粉からできたショートケーキと見た目も味も全く遜色ありません。とてもおいしくいただきました。

 

米粉はお米を粉にしたもので、これまでもせんべいや和菓子に使用されてきました(白玉粉、上新粉、道明寺粉など)。現在は技術進歩で小麦粉と同じくらいに粒子を細かくすることができるため、パンやケーキ、麺類などの様々な加工品を米粉で作ることが可能になっています。

 

日本の現状として、米の消費量は減少傾向にあり一人当たりの米消費量はピーク時から半減しているそうです。

米粉は国内自給が可能なため、米粉の利用拡大は食料自給率、食料安全保障の点からも重要視されています。

 

我が家は小麦粉アレルギー持ちがおり、小麦粉はうどん1本分くらい(うどん約10g)しか摂取できない状態です。そのため米粉は小麦粉の代替品として欠かせない存在となっています。まだまだ「どこのスーパーにも米粉が置いてある!」状況ではありませんが、ここ数年で米粉商品が増えた印象もあります。米粉そのものはもちろんのこと、米粉の丸パン、食パン、パン粉、お好み焼き粉、パスタ、餃子の皮などなど。日々色々な米粉商品を試したり、調理に使用したりしますが、どれも扱いやすく、味も全く問題なしです。米粉流通に携わっていらっしゃる生産者や食品メーカー、小売店の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。涙

 

実際に農林水産省の調査でも、米粉の生産量、需要量は拡大方向だそうです。

まだ製粉コスト面で小麦粉に劣るようですが、これからもさらに色々な商品が手に入りやすくなるといいなあと思っています。

 

昨日は初めて、米粉でできた餃子の皮を使って餃子を焼いてみました。くどいようですが、小麦粉でできた餃子と言われて提供されても分からないくらい、普通の餃子でした。笑

それでは皆様よい休日をお過ごし下さい♪

 

管理栄養士IN

 

参考:広がる!米粉の世界:農林水産省

   「米粉をめぐる状況について」, 202410, 農林水産省資料

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