消化器内科
内視鏡・超音波センターがリニューアルしました
2023/03/01
2023年1月に新B棟が完成し、内視鏡・超音波センターは新B棟2階に移動し新しくなりました。
1.開放感のある明るい内視鏡・超音波センターになりました
内視鏡や超音波を用いた検査や治療は身体的・精神的なストレスがかかることがあります。患者さんに少しでもリラックスしていただけるよう、新しい内視鏡・超音波センターはフロア面積が約1.4倍に増え、天井も高く、窓も多くなり、広々とした開放感のある明るいスペースになりました。
2.多くの方に内視鏡検査を楽に受けていいただけるようになりました
内視鏡検査は癌の早期発見のためにとても大切な検査ですが、不安や苦痛を感じる方が少なくありません。鎮静剤を注射すると苦痛や不安を軽くして楽に検査を受けていただけますが、検査後もウトウトと眠った状態になるため、しばらくの間ベッドで休んでもらうことが必要です。新しい内視鏡。超音波センターではベッドを6台に倍増し、多くの方に鎮静剤を用いた楽な検査を受けていただくことが可能となりました。また、患者さんの心拍や血圧呼吸の状態はナースステーションでリアルタイムに監視することができますので、より安全な検査が可能となりました。
3.大腸内視鏡検査の準備するスペースも改善しました
大腸内視鏡検査は、下剤を飲んで大腸の中をきれいに洗腸する必要があります。午前中にご自宅で洗腸していただくことも可能ですが、中には自宅で洗腸するのが不安な方もおられます。そのような方は、朝から来院していただき、内視鏡・超音波センター内で下剤を飲用して洗腸することが可能です。以前は共用のトイレでしたが、新しいセンターでは、トイレをそれぞれの患者さん専用として感染対策とプライバシーに配慮しています。トイレの面積も約1.5倍となり、ロッカーも設置し、できるだけリラックスして検査の準備をしていただけるようになりました。
このように新しい内視鏡・超音波センターでは、これまで通りの精度の高い診断と安全で確実な治療を維持しながら、これまで以上に楽にリラックスして検査や治療を受けていただけます。
消化器内科 部長 藤井茂彦