男性医師の育休⑤ ついに仕事復帰!育児はまだまだ始まったばかり・・・
こんにちは、救急科のKです。
急に打ち切りみたいな頻度で更新して最終回です。
7か月目の1日、ついに仕事復帰!のはずでしたが、
妻が扁桃炎で倒れ、3日間休みを延長してもらいました。
そんな融通が利くのも当科のありがたいところです。
復帰後は、手技やマルチタスクの処理を思い出したり、
休んでいる間に変わっていたルールを確認したりするのに少し時間がかかりましたが、
それほど困りませんでした。
(というか周りのスタッフがカバーしてくれていたのだと思います。)
他のスタッフと同じように月3回の当直に入りました。
離乳食の回数も増えてくる中、急にワンオペ時間が長くなり
妻には負担をかけてしまいました。
そんな中、救急科専門医試験を東京まで受けに行きました。
育休中にたっぷり勉強できると思っていましたが、
正直毎日の生活にギリギリでモチベーションも上がらず、
仕事復帰してから慌てて勉強しました。
なんとか合格できてよかったです。
生後1年で妻も仕事復帰し、保育園デビューしました。
毎日送り迎えがあり、相変わらずギリギリの生活を送っています。
急な発熱での呼び出しの時も、スタッフのみなさんには本当に助けられています。
忙しさにかまけず、専門医取得に満足せず、
もっと診療能力を向上させて恩返ししたいと思う今日この頃です。
脱・とるだけ育休としてはじめたこの連載でしたが、
半年間しっかりと育児と向き合った結果、
育休が終わった後も、こどもと2人で安心して過ごせる自信がありますし、
妻も安心して外出できると喜んでくれています。
桂病院救急科は、男女問わず子育てとの両立を応援しています。
男性医師も育休を取れる職場の見学をご希望の方は、
2025年度救急科医師大募集!をご参照ください。
つづきは現場でお話しましょう・・・(おわり)