救急科

2024年度救急科スタッフ大募集!



※2023年度7月~12月までの救急科固定ブログ投稿です。

当院は20231月より新ER/ICU/HCU/SCUを要する病棟が稼働開始しました。
救急医療体制を更に強化していくため、救急科スタッフを随時募集します!


【応募要件】
卒後年数315年目前後の医師を複数名募集致します。
これまでの専門や専門医資格の有無は問いません。
これから新たな体制を構築していくことに興味を持っていただける方、
研修医、多職種の教育に携わっていただける方、
地域医療の視点から救急・集中治療に関わっていただける方、

今まで経験したことがどれくらい新体制構築の時に通用するか試してみたい方、
期間限定でもいいから京都に一度住んで救急医をやってみたい方、
取りあえず週1~2回の平日日勤、時間外当直で新棟で働いてみたい方(非常勤扱い)、
を募集します。

子育てで当直は入りづらい、子供の送り迎えがあって朝と夕の時間調整が難しい、
でも救急の仕事を本当はやりたい、という方も
当院のこれから新たな救急集中治療部門を構築して
盛り上げることに賛同して頂ける方は、
時間調整して一緒に働けるようフレキシブルに対応します。

【当院の特徴】
当院は557床、30診療科を要する総合病院で、

京都市西京区・右京区・乙訓地域・亀岡市を中心とした地域の基幹病院です。

他に500床規模の総合病院が周囲に無いため、

救急だけでなく各専門科のニーズも地域の中で非常に高い病院です。

救急車台数は年間約5500台以上(2022年度は5673台)の受け入れを行っており、

京都市西京区・右京区・乙訓地域・京都府中部広域では、

最も救急車を受け入れています。

コロナ禍であるにも関わらず年々受入件数も大幅に増加しており、
今年度も昨年度を上回る年間6000台以上のペースで救急車搬入があり、
地域の中で救急医療のニーズが高まる一方です。

【当院の救急診療体制】
2015
4月に救急科を立ち上げ、

現在は主に救急外来での初期診療、研修医・多職種教育、

ICUのsemi closed管理(主科としてだけでなく、
他科の要望がある患者は積極的に全身管理対応を当科で行います)、
救急科としてHCU・一般病棟で20床程度の運用を行っています。
集中治療を要する敗血症、呼吸不全、心肺蘇生後(非循環器疾患)や
多発外傷、重度熱中症・低体温症、中毒疾患、アナフィラキシー等の

救急科対応が好ましい疾病の入院加療を行っています。

また、外傷IVRが必要な患者は救急科で対応し、
今年度から少しずつAcute Care Surgeryに関しても
救急科内の外科専門医の資格を持つスタッフと
外科とで連携しながら
システム作りを行っているところです。

続いて救急科が中心に管理している新ER/ICU/HCUの
紹介をさせて頂きます。

ERは初療室3床(全て個室)+重症蘇生室、ウォークイン診察室4室、

経過観察ベッド8床、感染専用診察室+待合室を設けています。
集中治療部門はICU6床、HCU12床、SCU6床を有し(別棟に隣接してCCU10床あり)、

ICU・HCUは全て個室病床です。

新棟の特徴として、

ERに外傷手術が可能な手術室と同等の重症蘇生室を造設しました。
透視可能な手術台を要するため、Cアームによる透視も可能であり、
重症患者のPICCを含む中心静脈カテーテル挿入、
胸腔ドレーン挿入等も重症蘇生室で透視下に行っています。

ICUにも外傷のSecond Look Operation等の手術が可能なICU病床を造設しました。
手術室に移動が困難な重症患者も、急性血液浄化法を行いながらの手術も可能な
天井に2つの無影灯付の病室になっています。

院内急変対応システムも救急科スタッフが中心となって、
ER
ICUの看護師と共に院内の各現場に急変対応に向かい、
必要時当科が中心となってICUでの全身管理を行います。

スタッフが増えていけば、市外のドクターカーなどのプレホスピタル体制も強化していきます。



【当科のスタンス】
京都桂病院救急科は以下の6つの事項を大切にします。
・プロフェッショナリズム
・全員医療
・多数精鋭
・家族を大事に
・ポジティブシンキング
・病だけでなく人をみる

救急医療という荒野に身を置いて闘うことに誇りを持ち、
一人だけが秀でるのではなく、全員の力で標準化した医療を提供することができ、
患者だけではなくスタッフの家族を大切にしながら、
色々な困難・理不尽に対しても多職種チームでポジティブに考え、
専門医療に焦点が当たりがちな急性期総合病院の中で、
全身、価値観、生活背景、家族を総合的にみて、
診療を行うことを目標としています。

 

【当科のミッション】

地域の基幹病院として院内外の期待に応えられる

救急医療・集中治療を提供することを目指します。

現場業務だけでなく、教育・学術活動・地域貢献の視点も含めて、
患者・職員・病院・地域のニーズに応えることを目指します。

 

【待遇】
給与は院内規定に基づきます。

主治医制ではなくチーム制で患者を受け持つことを原則とし、
当直明け保障はもちろんのこと、ご家族等との大事なイベント

(学校等のイベントだけでなく結婚記念日等も含めて)も

極力優先して積極的に休暇取得してもらうことを促します。
有給休暇は全て消化するように取得してもらうこととしています。


【今年度の当科のスタッフ体制】

2015年に1人で立ち上げ、
地道に土台作りを行い、
現在救急科スタッフは
常勤10名まで増えて活動範囲をどんどん広げています。
現在のスタッフの主な資格として、
救急科専門医4名、外科専門医3名、
集中治療専門医2名、
麻酔科専門医1名、
脳神経外科専門医1名、
と多種多様です(重複含む)。
常勤スタッフの業務内容として、
下記3点を対応するようにお願いしています。
・ERのWalk in~重症搬入患者の初期対応
・ICU・HCUの全身管理(他科から当科管理を希望された患者を含む)
・救急科主科の一般病棟業務(薬物中毒、多発外傷後、割振り困難な敗血症後等)
しつこいですが、主治医制では無いので、
日によって上記のいずれかの当番を割り振って対応するようにしていますので、
個々に過剰な負担がかからないようにしています。

それ以外に関しては、それぞれの医師の今までの経験を活かして
スタッフ一人一人が働き甲斐を持ってもらえるよう意識しています。

救急科内の雰囲気は非常に良く、
和気藹々とカンファレンスや日々の診療を行い、
重症対応の時は、ピシッとOne Teamで動けるように努めています。

【その他のアピールポイント】
京都桂病院は立地の良さも特徴です。
阪急線最寄りの桂駅は阪急特急が停車し、
京都市街地である河原町・烏丸まで10分弱、
大阪梅田まで40分弱と超便利です。
JR
最寄りの桂川駅も京都駅まで6分なので、
新幹線アクセスも超便利です。

7時台から20時台まで阪急桂駅、JR桂川駅と病院間の

無料送迎バスもありますので、電車通勤も便利です。
そして京都の街中は景観のために、高速道路がありませんが、
当院の西側に高速インターもあり、車での遠方移動にも困りません。
また、嵐山、太秦、松尾大社、長岡天満宮等の
京都西側の有名観光スポットも近いため、
時間の空いた時の観光地巡りも楽しめます。

少しでもご興味を持って頂けたら、
下記のメールアドレスにご連絡頂き、一度見学にお越し下さい。
皆様からのご連絡、ご応募お待ちしております!!

 

連絡先:
京都桂病院 救急科部長
寺坂 勇亮
Email: terasaka
アットマークkatsura.com
(迷惑メール防止のため@をアットマークにしています)

インスタもやってます。
良ければ気軽にフォローして下さい

インスタグラム(@katsura_emergency.criticalcare)でも、
プチブログ形式で日常の活動について
研修医講義や看護師特定行為研修の様子、
勉強会のテーマに関する学習スライドのまとめ等
発信していきます。

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