栄養部門

おはぎ


みなさんこんにちは🌞もう9月も後半ですが、まだ夏のようなお天気の日もありますね。
夏の疲れが出てくる時期ですので、栄養、睡眠しっかりとって、残暑を乗り越えましょう!!

今日はお彼岸の行事食、「おはぎ」のお話をします。

おはぎについて、農林水産省のホームページを見てみると、おもしろい情報がありました🌟

🌰まずは、お彼岸におはぎを食べる理由について
お彼岸におはぎを食べる習慣は江戸時代に定着したと言われています。
あずきの赤い色は邪気を払い、災難から身を守ること、さらに、昔は貴重であった砂糖を使うおはぎをお供えすることで、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えるといった意味合いも込められているそうです。

🌰「おはぎ」と「ぼたもち」の違い
「ぼたもち」と「おはぎ」の違いについて、漢字で書くと「牡丹餅」と「お萩」ということから、春と秋に咲く「牡丹」と「萩」に見立てているという説は、よく目にしますね👀
実は、春と秋以外に、夏と冬の呼び方もあるのです!!
夏は「夜船(よふね)」、冬は「北窓(きたまど)」と呼びます。わたしも知りませんでした。
とても不思議な別名ですよね。このような呼び方をするのは、おはぎの作り方に理由がありました。

おはぎは、お餅と違って杵(きね)で餅つきせず、つぶして作るため、餅つきの音が聞こえません。「(餅を)つかない」⇒「つき知らず」⇒「着き知らず」となり、夜は暗くて船がいつ着いたのか分からないので、夏の別名は「夜船」になったそうです🌻

冬の場合は「(餅を)つかない」⇒「つき知らず」⇒「月知らず」となり、北の窓からは月が見えないので「北窓」になったそうです⛄

同じ見た目のものでも、季節に合わせた呼び方に変える、昔の人のユーモアって素敵ですね🌸
「夜船食べたいから買ってきて~」と言っても、通じないかもしれませんが(笑)
行事食から、日本の文化を知る良い機会だと思いました👏

参照:農林水産省ホームページ (maff.go.jp)



本日の当院の夕食では、おはぎを提供しました。

🍁ごはん
🍁鱈の南蛮漬け
🍁茄子と油揚げの煮付
🍁オクラの糸かつおかけ
🍁ミニおはぎ

患者様にも、少しでも季節を感じて頂けたらうれしいです😊

管理栄養士A
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