救急科

躍動2024

どうも大変お久しぶりのTです。

色々と忙しい毎日ですが、充実した日々で楽しんでやっています。

年度替わりの時期なので、頑張って久々の投稿です。

 

自分の中で桂救急(桂ECCM)の2023年テーマは「始動」でした。

2023年は新救急集中治療棟が稼働し、

京都桂病院超急性期医療に関して革新的な1年となりました。

まだまだ成長途中であり、新たなことばかりの1年目ではありましたが、

職員全体の理解・協力・努力のお陰で、
非常に好調なスタートを切ることが出来ました。

 

そして新棟稼働2年目、

2024年の桂ECCMのテーマは「躍動」です。

あらゆる角度から始動⇒躍動で攻めます!

①救急科医師

総勢スタッフ11名で頑張ります。

年度後半にはまた新スタッフも加わる予定です。

ICU、ERで24時間救急科医師が院内常駐する体制で、

院内外の救急重症病態患者の対応に努めていきます。

働き方改革が方々で大変ではありますが、

桂ECCMは事前に改革を想定した働き方で、

特に問題なくオンオフをしっかりさせて勤務できています。

育休制度も男女関係なくしっかり取得できる体制です。

昨年度は男子100%ちゃんとフルで育休取得!

後日育休中のメンバーから育休奮闘記をブログにアップしてもらいます!

今年もしっかり産休育休該当スタッフにはフル取得してもらい、

家庭内ストレスを最小限にしてもらうことを前提とした体制にしていきます。

救急科専門医はもちろん、

集中治療専門医、外科専門医、脳神経外科専門医、IVR専門医など

様々なスペシャリストの背景を持った医師が複数在籍しており、

救急科で対応できる患者の幅は広がっています。

そのため、多発外傷や重症Acute Care Surgery患者などは

救急科が一貫して手術・IVRを含めて初療から退院までの対応を行います。

②ER

今年は院内救命士を二人雇用しました!

ER内のタスクシェアだけでなく、今後の病院救急車の有効利用・活性化に向けて

大いに奮闘してもらう予定です。

 

救急車搬送件数も2023年度は5973台と6000台に肉薄する件数まで

受入数を伸ばしてきました。

今年もそれを超えるペースで救急受け入れをしています!

新たに脊椎脊髄外科が診療科として加わりましたので、

脊髄損傷や不安定型脊椎骨折にも対応が可能となりました!

また、ER重症蘇生室での開胸開腹などの手術も日勤帯から

少しずつ運用を開始しています。

③ICU/HCU

当院で新たにICU/HCUを稼働して、試行錯誤の1年でしたが、

非常に高稼働率で術後、救急、院内急変の重症患者の受け入れを行うことが出来ました。

少しずつICU・HCUの運用が確立されてきて、

今年度からECMOや外傷のOpen Abdominal Managementも

件数を増やして積極的に受け入れられる体制にしていきます。

稼働して1年ちょっとですが、高稼働率であったため、
既にICUの増床計画が立っています。

HCUはICUと一般病棟のハブとして、

色々な診療科の患者の対応をする、かなり大忙しの部門でした。

HCUがあることで、多角的に救急患者・重症患者を
積極的に受け入れることが出来、
超重要な部門として奮闘してくれました。
忙しくなっていく今年も

モチベーションを上げてもらうための学習会やカンファレンスを

救急科医師発信でどんどんやっていきます。

④救急科病棟

救急科スタッフが増え、重症患者を中心に

一貫して救急科が入院管理をするに当たり、

病棟看護師の協力無しでは成し得ません。

救急受け入れが増えれば、

更に入院患者も増えるので、

円滑な患者対応が出来るように、

日々の回診で連携をしっかり取っていきます。

MSW、地域連携室との密で良好なコミュニケーションを
怠らないようにスタッフ全体で周知していきます。
 

⑤メディカルスタッフ

当院救急科は多職種連携を重要視しています。

それぞれのプロフェッショナリズムを生かして、

患者さん、患者家族にとって、当院で出来る最善の医療を

提供できるように努めています。

そのためにICU/HCU/救急科病棟での毎日の多職種回診、

ERでの定期的なカンファレンスシミュレーションを行っています。

頻繁に学習会も開催して、全員でのレベルアップを図っています。

京都市西部とその周辺地域の救急の砦として
院内患者さんの重症対応の砦として

使命感を持って今年も躍動していきます!

 

救急科医師、看護師、救急救命士を随時募集中ですので、

当院KATSURA ECCMで働いてみたいな、

という方は下記まで連絡下さい。
患者さん、地域のためにプロフェッショナリズムと遣り甲斐を持って
患者さんの家族、スタッフの家族、自分たちの家族を大切にしながら
楽しくポジティブに一緒に働いてくれる人を待っています!

連絡先:
京都桂病院 救急科部長
寺坂 勇亮
Email: terasaka
アットマークkatsura.com
(迷惑メール防止のため@をアットマークにしています)

 


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