救急科

新ER蘇生室・ICU実物大シミュレーション

【投稿日】2021年7月10日(土)

ライブイベントが次々と中止になっています。
京都大作戦もサブタイトルが
〜中止はもう勘弁してくだ祭(マジで)〜
なのに、中止をせざるを得ないことになってしまいました。
そして東京都はまた緊急事態宣言を発令しようとしています。
ワクチン接種も京都で制限がかかっているような状況。
64歳以下のワクチン接種が一時停止になって
8月以降に再開予定ですが、
接種回数のペースが大幅に落ちる予定と不透明な展開。
なのにオリンピックは開催。
安全安心のために無観客開催に。
無観客で開催した赤字分はどこから補填するのか。
まさかここまで国民に負担を強いておいて税金からなのか。
飲食店にルールを守らなければ金融の側面から締め付けることを提案する大臣。
皆頑張ってます。皆我慢しています。
これ以上オリンピックを今の日程で
開催するのに拘ることを止めてもらえないんでしょうか。
ポジティブTも今のオリンピック開催に
何もポジティブに考えられる術を思い浮かべられません…
医療現場も次に来るデルタ株の波に
備えた対策を取る準備を半ば諦めの境地で行っていきます。

そんな暗い情勢の最中ではありますが、
それはそれで切り替えて、桂救急は
救急医・看護師募集と並行して、
来年冬に完成予定の
新ER/ICU/HCU/SCUの建築計画も
進めていく必要があります。
設計図の骨格は出来上がりましたが、
内装はまだまだこれからです。

ということで、業者の協力もあり、
神戸の施設で当院のER・ICUの
実物大模型によるシミュレーション会場を
設けて頂き、内装について決めていくために
当院の関連部署の看護師、
用度課、設備課にも参加してもらいました。

新ERの重症蘇生室は、
多発外傷の開胸開腹の手術を含めて、
遠慮なく重症対応が出来る
環境を意識しています。
40平米以上でかなり広々!

そしてICUは6床全て20平米以上で、
そのうちの1床は
外傷のSecond Look Operationにも
対応可能なようにそのまま手術室に
切り替わるような広々40平米設定。

重症蘇生室の実物大と
ICUの20平米実物大の模型を見学しながら、
コンセントの位置や天井の釣り下げのユニットが
どの位置が適しているか、
ユニットは1個か2個か、等を
かなり活発に議論できました。

各職種が自分事として
今回のツアーに関わってくれたことで、
少しずつ新棟運用の自覚が
皆に湧いてきます。
Tもその重責を感じながら、
京都市西部周辺の救急医療を
より一層充実化出来るように
楽しみながら、真剣に臨んでいきます。

これからも桂ER×ICUの
新体制構築に向けて
随時情報発信していきます!

 

救急医大募集!
詳しくはコチラから!

 

 

 

 

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