配膳リレー
関西にお住まいの皆様の中には、最近地震が多いと感じている方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も、地震が多いことに恐れおののき、今更ながら防災セットを購入致しました(遅)。
そんな中、5/23(月)に栄養科主催で配膳リレーが行われました。
これは災害時にエレベーターが停止し、調理場から病棟に人力で食事を配膳しなければならない場合を想定した訓練です。実際に2階から4階まで、トレーに実際の食器をセットし、ご飯椀と汁椀に水を入れたお膳を準備して、配膳リレーを行いました。
当日は栄養科の職員以外にも多くのスタッフに集まっていただきました。
栄養科川手科長の号令の下、2階から4階までずらりとスタッフが並び、いよいよスタート!
私も参加させていただきましたが、中身をこぼさないように慎重にかつ素早く手渡す、というのはなかなかの緊張感でした・・・💦
本物の食事はさらに重くなると考えると、今回以上に慎重さが求められると感じました。
最後に栄養管理委員会委員長 糖尿内科部長 長嶋先生からお話があり、改めて災害時の配膳への協力をお願いし、本日ご参加のお礼を仰って下さいました。
2018年6月18日の大阪北部地震発生時、古い建物だった今は無きD棟のエレベーターが動かなくなりましたが、この人力による配膳リレーでスムーズに食事を患者さんにお届けすることができました。これも、15年ほど前から数年に一度、配膳リレーの訓練をしていたおかげでした。で、今回、ここ数ヶ月、地震が多くなっていたので、4年ぶりに訓練をしました。
災害大国日本に住んでいる以上、いつどこで大きな地震が起こってもおかしくありません。しかし、病院には多くの患者さんが入院されています。どんな時でも安定して食事を届ける事が私たち栄養科の使命でもあります。これからも具体的な対策を講じ、訓練を重ねる事で、いざという時にも患者さんに食事を届けられるように努めて参ります💪
管理栄養士 MK