泌尿器科

手術支援ロボットda Vinci Xi(ダヴィンチ)の導入がきまりました

2018/05/01

手術支援ロボットda Vinci Xi(ダヴィンチ)の導入がきまりました

 当院にも手術支援ロボットdaVinci(ダヴィンチ)が導入されることが決まりました。腹腔鏡手術にダヴィンチを併用することで、より繊細かつ複雑な手術が、より安全に行えるようになります。従来の開腹手術や腹腔鏡下手術にくらべ、術後の回復が早い、手術中の出血量が少ない、吻合をはじめとする複雑な手技が可能、など多くの利点が見込まれます。

 執刀医が操作するサージョンコンソール、実際に手術操作を行うロボットアーム装着のペイシェントカート、画像を含む情報を統合するビジョンカート、の3つのパーツから構成されています。コンソールは患者から離れたところ、4本のアームを持つペイシェントカートは患者の傍に配置されます。外科医が指令側部分であるコンソールに座り、レバーを操作すると、その動きはデジタル信号となりビジョンカートを介してロボットアームを動かし手術が進行します。

 

da Vinci に搭載されたテクノロジー

《3Dカメラによる立体視》

 術者はコンソールのメガネの部分を覗き込むことで3D映像を体感し、奥行きを確認しながら安全に手術できます。

《ロボットアーム技術(図2)》

 鉗子の先端の関節自由度が大きく、人間の関節以上に自在に動き、従来の腹腔鏡鉗子では不可能な動きが体腔内で実現できます。また、術者の手の動きは実際よりも小さな動作に変換され、かつ、手ぶれも取り除かれてロボットアームに伝達されます。これにより繊細かつ正確な手術操作が可能です。とくに体腔内での運針結紮にはその実力を発揮します。

 

当院に導入される最新鋭器da Vinci Xi の長所

 Xiはda Vinciシリーズの4世代目の機種で、最新のバージョンアップが施されています。第一にアームの細径化によりアーム同士の干渉が減り可動域がひろがりました。また、ベッドとの連動機能により、術中の体位変換が容易になりました。さらに、音声ガイダンス機能、レーザー位置決め機能など、安全面の改良も充実しています。当院にはこのXiが導入されます。

 

da Vinci が保険適応となる疾患・手術

 これまで前立腺癌の全摘術、腎癌の腎部分切除術に加えて、2018年4月から膀胱癌、胃癌、肺癌の一部、子宮体癌など新たに12種類が保険適応となりました。

 泌尿器科では2018年6月上旬から前立腺癌手術で開始予定です。また泌尿器科以外の診療科も立ちあげ準備(術者のトレーニングや、施設基準の取得)を進めています。詳しくは各診療科の担当医にご相談ください。

一覧ページへ戻る