謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はお休みをいただいて、地元香川に帰省しておりました。
香川のお雑煮は一風変わっていまして、京都のような白味噌ベースの雑煮の中に、あん餅が入っております。
香川県では昔から和三盆糖が名産品として知られていますが、かつては庶民にとって砂糖は高級品、作っても普段食べることはありませんでした。そこで、年に一度お正月にはお砂糖を使ったあん餅を、雑煮に入れて食べるようになったそうです。

私は小学生の頃に授業で郷土史をするまで、あん餅雑煮が全国的に食べられていると思っていました（そういう香川の子供は多いです）。反面、不思議な組み合わせだとも思っていたので、どこか腑に落ちるような気もしたのを覚えています。
不思議な料理ではありますが、大人になった今でも、あん餅雑煮がないと年が始まらないような気がします。

引用：香川県HP　[自然風景・伝統文化] 心ほっこり、讃岐の冬｜香川県 (kagawa.lg.jp)

病院でも正月メニューとしてお雑煮をお出ししています！
お餅は、粘り気が少なく、のどに詰まりにくいものを使用しております。

～1月3日のお献立～
🎍米飯
🎍清し雑煮
🎍祝い肴（お多福豆）
🎍菊花かぶ
🎍えのきの梅肉和え
🎍鶏の野菜巻き

共に働いて助けて下さる上司・同僚の皆様は勿論、地元で遠く支えてくれる家族にも感謝しながら、今年も精進していきたいです。

管理栄養士　TM