看護師特定行為研修でモチベーションアップ!
桂ERxCCMでは
「全員医療」「多数精鋭」「プロフェッショナリズム」に
通ずるものとして、看護師特定行為研修に
昨年度から力を入れ始めています。
幸い今まで和歌山医大や滋賀医大等の
PICC関連で特定行為研修に携わっていたおかげで、
その重要性、潜在性に魅力を感じていました。
働き方改革やタスクシフティングの一環で
看護師の特定行為に注目されがちですが、
現在の日本の医療で、医師の仕事を
看護師にタスクシフティングするというのは、
Tとしては懐疑的であります。
医師の業務が多いと言いますが、
看護師の業務も多いので、
看護師特定行為研修によって看護師が医師側にシフトし、
看護師の数が減ってしまっては、
結局看護師の業務は増えて看護師が大変、
という構図に陥る可能性が潜んでいます。
特定行為がその役割を担うことになるなら、
看護師の業務をまた他にタスクシフティングしないと
結局は医療全体として解決策になっていない気もします。
薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、
臨床工学士、放射線技師、療法士、医療事務補助等々。
医療にも多くの資格を持った職種が働いています。
院内救命士という新たな制度を有効活用するのも
重要な手段になりそうです。
現行制度でもうまくプロフェッショナリズムを
生かしていけば自ずと働き方改革に繋がるとは思っています。
![](/user/news/753/g0dpzok6kx4499fqe060vtyj_ipveeib.jpg)
と、長々と蛇足となりましたが、
そうは言っても看護師の特定行為は魅力的です。
多くの救急集中治療領域に関わる手技だけでなく、
アセスメント能力も身に付けることが出来るようになります。
研修を終え、技能がアップすることで、
看護師のやり甲斐、モチベーションアップに繋がり、
特定行為を生かせる部署で優先的に働ける可能性があります。
そのことで業務効率は上がるでしょうし、
全体の技能も底上げされると思います。
![](/user/news/753/8y88n9096vcgv36ccp_mrlosycxufpw0.jpg)
そんな思いで、院内の研修生に対する講義・実習、
院外のPICC関連の研修生の実習に
積極的に関わっています。
普段の看護業務では
学ばない内容が多く、不慣れなこともあると思いますが、
新たな知識を身に付け、より医療に深みを持って
働いてもらえると考えています。
![](/user/news/753/2m-we8ma0u5b17jk80msb6__666gi-dy.jpg)
桂ERxCCMの半分以上が
特定行為が出来る看護師になることを
目指して引き続き育成に関わっていきます!
今年度冬の新救急集中治療病棟稼働に向けて、
救急医・看護師随時募集中です!
詳しくはコチラのブログをチェックして下さい!
救急科スタッフ大募集!
ツイッター、インスタもやってます。
良ければ気軽にフォローして下さい♪
ツイッター(@Katsura_ERxCCM)では気になった英論文や
自分が興味のある医療周辺のネタを
発信していきます。
インスタグラム(@katsura_emergency.criticalcare)でも、
プチブログ形式で日常の活動について
研修医講義や看護師特定行為研修の様子等
アップしていきます!