救急科

新棟救急集中治療部門紹介!

今回は12月に完成予定の新棟についてです。

新棟は1階にER部門・放射線部門、

2階に内視鏡センター・手術室2室増設、

3階にICUHCUSCUから成ります。

救急科として、ER部門と

ICU/HCUのマネジメントを主に担います。

 

ということで、

ER周辺と3階の紹介をさせて頂きます!

 

まずはERから!

年々救急車台数だけでなく重症患者も

増加の一途を辿っています。

今年度も5000台を超える勢いの救急搬入です。

地域的にはハードが整えば6000台は

優に到達してしまうポテンシャルがあるので、

その数を受け止められ、

かつ重症もしっかり対応出来るハードを目指しました。

 

今まで遠くて嘆いていた放射線部門、

やっとレントゲン、CT室がERに隣接しました!

重症外傷を含めて更なる

迅速な蘇生対応が可能になります。

MRI室や血管造影室も直ぐ近くにあるので、

移動のストレスが皆無!

ERは開胸開腹だけでなく、

そのままIVRも可能な

ハイブリッド手術室のような

重症蘇生室。

病状に応じてオペ台とストレッチャーの

入れ替えが可能な設計になっています。

どんな重症患者も受け入れ可能です。

 

その他に感染対策もちゃんとした個室の

救急車受け入れ初療室3室。

診察室は4室。

感染隔離対策可能な個室2室を含み

経過観察病床は8床。

感染待合室兼診察室が屋外隣接プレハブに5室。

救急車対応が可能な部屋は全て個室なので、

感染対策困難を理由に

極力受け入れ困難にならない設計としています。

かなり広いERになり、テンションが上がります!





そして新棟3階。

既存のCCU10床が隣接しており、

ICU6床、HCU12床、SCU6床と合わせて

同じフロアに計34床の

巨大急性期ケアユニットフロアとなります。

病状とベッド状況に応じて34床を

シームレス、フレキシブルに利用していきます。

ICU・HCUは全て個室で、

ER同様に感染対策徹底です。

COVID19重症対応も

ゾーニングを段階分けして

2床⇒4床まで調整できるようにしています。

 

そして何と言ってもICU④が

今回の最大のアピールポイントの一つ!

外傷のSecond look operationを想定した

広大なICUとなっています。

オペ台に変更可能で、

その部屋で手術室にわざわざ移動することなく

手術を遠慮なく出来る設計です!

多くの病院ではCHDFHDICUじゃないと

対応出来ないですが、

ベッド状況次第で、当院では

HCUでもHD対応が可能となります。

バイタルサインはまずまずだけど、

透析室で対応が困難な患者、

特に感染管理が必要な患者も

HCUでのHD管理が可能になります。

 

これからますます超急性期にシフトしていく

京都桂病院。

新棟がその重要な役割を担います。

ハード完成が目前に迫っています。

 

是非一緒に新棟で働いて

地域の救急医療を盛り上げてくれる

医師看護師を引き続き大募集しています!

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救急科スタッフ大募集!

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