救急科

西京区若手医師医療介護連携講演会

本邦の現在の救急医療の多くを占める
患者層は多病、多様の高齢者です。
症度が高くなるとそれまでADLが良好であった人も
若年層よりも回復が遅くなり、
元の生活に戻れなかったり、
かなり時間を要することが多々あります。
特に全国的に第6波で医療現場がひっ迫した影響は
コロナ感染を契機とした施設入居者の発熱、呼吸困難の
医療対応が急性期、慢性期共にうまく流れず、
それ以外の疾病にも及んだことが大きくあります。

今回西京区の比較的若手医師の開業医の先生方に
お声を掛けて頂き、
当院の救急医療に関して話す機会を頂きました。

紹介のタイミング、退院退所のタイミング、
元気な時からの死生観の共有、等々。

相互に日頃考えていることを
共有できる貴重な機会となりました。

これからますます加速していく
超高齢少子化社会。

ますます高齢患者が増えて、
現場で働ける医療従事者、介護者は減っていき、
子供達の世代に更に負担をかけてしまう。

今のうちから地域全体で
包括的に医療介護を
円滑化、効率化していかないと
将来医療介護現場が破綻します。

そのためには顔の見える信頼関係が
本当に重要です。
顔が見えると診療の枠を広げて
お互いに連携を取る意欲も湧くものです。


そがべ医院の曽我部先生に
声を掛けて頂き、皆さんと普段紹介状のみで
直接お話する機会をかなり少なかったので、
大変貴重なお時間を頂けました。
本当に有難うございます!

これからも地域医療を
一緒に皆さんとますます盛り上げていきたいと思います!


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