救急科

西京区老人福祉員研修会で講演

ワクチンを先に打っていた

欧米諸国はまた新規感染者数がかなり増えてきて、

それに合わせて死亡者数も増えてきています。

欧米はマスク解除を直ぐにしてしまい、

ワクチン接種だけではやはり対策としては

足りないことを示唆しております。

ワクチン接種率アップ、

マスクを含めた接触感染対策の継続。

本邦は欧米よりはマスクに抵抗の少ない国なのが

幸いしているのかもしれません。

医療従事者を中心にコロナワクチンの

3回目接種も始まります。

そして、5~11歳のワクチン接種も米国で有効性が示され、

本邦でも検討されています。

6波が大したことにならないことを

引き続き願うTです。

 

 

西京区役所からの要望で、

今回老人福祉員研修会に招いてもらいました。

 

老人福祉員とは高齢社会がますます進む中、

独居高齢者も増加し、

地域において高齢者が安心して

日常生活を営むことが

出来るようにすることを目的とした

京都市独自の制度です。

 

京都市長から委嘱されるもので、

主な役割として、

(ア) 家庭訪問や電話による高齢者の安否の確認

(イ) 高齢者の日常生活等の話し相手

(ウ) 関係民生委員・児童委員への連絡及び連携

(エ) 福祉事務所など関係機関への連絡及び連携

(オ) その他高齢者の福祉向上を図る上で必要なこと

があります。

 

老人福祉員の皆様のおかげで、

独居高齢者の方の異変を早期に発見できます。

救急搬送される患者さんで老人福祉員の方が

同乗されている時は常に感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんがいなければ、

そのまま心停止に至ってしまう人もいるのではないか、

と思うケースもあります。

今回は西京区の老人福祉員の方々が

100名超参加する研修会で

BLS一次救命処置について紹介させて頂きました。

 

独居高齢者の安否確認の時に、

意識無し、呼吸無しか分からない、という場合に

悩まず胸骨圧迫してもらえるように、

AEDの使い方を知ってもらえるように、

分かりやすく実演も交えて講義しました。

 

命に関わる内容ではありますが、

講義は楽しく学んだ方が身になりますので、

笑いも織り交ぜながらお話させて頂きました。

 

幸い皆さん真面目に聴いて下さり、

質問もバシバシ来て、

大変感謝感謝でした。

暮らしやすいまちづくりのためには

色々な角度から地域の皆さんで

支え合うことが必要になります。

 

これだけの老人福祉員の皆さんが、

地域の独居高齢者の住民を守ってくれていることを

大変心強く感じた時間でした。

 

皆様ご参加いただき有難うございました!



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