救急科

早期経腸栄養Webセミナー

【投稿日】2021年8月14日(土)

溜まっている分を投稿していきます。

関西心不全栄養療法研究会主催で
第3回経腸栄養Webセミナーが開催され、
特別講演でTが
早期経腸栄養とRefeeding syndromeについて話させてもらい、
一般講演で当院のCCUチームが
当院での早期経腸栄養加算の現状について発表してくれました。

Tは早期経腸栄養の有用性と
メニュー構成をどうするかについてと
Refeeding syndromeについて、
リスク分けと発症予防のためのプロトコルについて
中心に最新のエビデンスを織り交ぜてお話させてもらいました。

Refeeding Syndromeはなってしまうと
アシドーシス、電解質が急激に進行し、
一気に色々大変なことが起きてしまう為、
なってからの治療ではなく、
ならないように厳密なカロリー調整・電解質補充が
重要になります。

CCUチームは、
管理栄養士、薬剤師、看護師の立場から
どのように加算取得に向けて頑張っているか、
事務の視点も含めてお話してくれました。

早期経腸栄養加算については
厚生労働省の令和2年度診療報酬改定概要のp23~p27を
参照して下さい。

当院の多職種はとてもモチベーションが高く、
それぞれのプロフェッショナリズムを
発揮して患者の治療に積極的に
関わって医師にも色々な提案をしてくれます。

今回の発表を聞いて改めて
当院のメディカルスタッフの頼もしさを感じました。

最後に
国立循環器病センター看護師、
洛和会東寺南病院薬剤師にも参加してもらい、
早期経腸栄養、集中治療栄養、Refeeding syndromeについて
それぞれの立場から質疑に応えました。

桂カラーの濃いセミナーとなりましたが、
約300名の視聴参加者がいて、
多くの方々に興味を持って頂き
大変有り難かったです。

重症病態栄養を含めたNST活動は
Tにとっての多職種連携を意識する原点です。
これからも色々な角度から桂ERxCCMを
アピールしていきます!

 

 

 

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