救急科

京都臨床ニーズマッチング会

【投稿日】2020年12月14日(月)

COVID-19感染拡大が止まりません。
最早何のためにGoToをやっているのか分かりません。
Goto感染拡大?
GoToが全て悪いわけでは当然ないのですが、
人の移動は確実に感染拡大を助長します。
そして密室空間はより感染確率を上げます。
この状況でGoToを東京大阪北海道とかの目立った地域だけ
入出禁止をしても最早あまり効果がありません。
以前にもお伝えしたように経済か医療かという両極端の天秤にかけるから、
経済を止めるのをためらうのでしょうか。
飲食旅行のためのGoToみたいなイメージも不平等さを生んで、
余計に色々な業種での分断が生まれている印象でもあります。
取りあえず言えることは、どこもかしこも医療がひっ迫しています。
ベッド数は一つの指標でしか無く、
その周辺に医療従事者の疲弊や他の傷病の対応にまで支障を来してきている、
という認識の下、多くの方々に対応して頂きたいです。
埼玉医科大学総合医療センター感染症内科岡英昭先生も
Facebookで一般の方々向けに11月26日にメッセージを送っています。
是非Facebookをやられている方は参考にしてみて下さい。
多くの傷病が増える冬にGotoとかやっている場合ではなくなっています。
ここまで来たら、医療現場を守るために、
政府にもそろそろ本気で行動して頂きたいところです。

 

さて、12月に入って京都高度技術研究所
京都市ライフイノベーション創出支援センター(ASTEM)主催で
臨床ニーズマッチング会が開催されました。

今回は完全Web開催でした。
健康長寿社会の実現につながる京都発の
新たな医療機器及びサービスの創出を目指し、
京都の中小企業者を対象に、
京都の医療従事者から臨床ニーズの発表を行う会でした。

多くの演題が京都市内の医療機関からあり、
口演12演題、ポスター20演題がその中から選ばれました。

Tも幸い12演題の中に選ばれ、
桂病院からは3演題が口演で選ばれました。
大変有難いことです。

選ばれた3演者がひっそりと
病院の一室で発表と質疑応答。

仕事の合間に出来るという意味では、
Web発表は便利ですが、
画面の先の反応が見られないのが寂しいですね。

Tは救急医療システムの事前の情報収集の効率化に
関わる発表をさせてもらいました。

今回は約150社の中小企業が、
自分たちの技術が医療現場に役立てないか、
と会に参加してくれたようです!
画面越しではどうしても実感がありませんが。

3人の発表も無事に終え、
これから各企業からの質疑応答や
実際に現実可能な製品、システムができるかを
少しずつ話し合っていくことになります。

 

 

Tは異業種交流・連携が超大好きです。
常に医療の閉鎖的な文化を打破したいと考えながら
日々仕事をしています。

ですので、こういう機会は、
既存のルールに縛られずに
アイデアを提示できるので
普通の学会発表よりも遥かに楽しいです(笑)

日々の業務と経済関連の雑誌書籍読書で
常に何か掛け合せられないかな、
と妄想しています(笑)

出来ることをどんどんやっていかないと
このままでは暗くて重い枷を
未来に課すことになってしまいます。
少しでも子供たちの明るい未来のために、
小さなことからコツコツと。
現実的なところからやっていき、
無理難題が出来る難題になるように
色んな人を巻き込んで頑張っていきます!

 

2022年度新病棟完成に向けて来年度救急科スタッフ大募集中!

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