救急科

病棟アナフィラキシーシミュ

【投稿日】2020年10月23日(金)

今年の臨床研修医のマッチング結果が出て、
無事にフルマッチを果たしました!
京都は医師が多いから、と
毎年フルマッチしていたにも関わらず、
当院の研修医受け入れ枠が
今年から1人減らされ5人枠となってしまいました。
5人は救急見学でも記憶に残っている面子です。
4月から来るのを楽しみにしてるので、
卒試、国試頑張って下さい♪

9月下旬に病棟で不定期に開催しています、
病棟急変シミュレーション講習。

今回はアナフィラキシーをテーマに行いました。
皆さんにしっかりと知識を身に付けてもらうために、
事前に座学を行ってから
シミュレーションに入りました。

キーポイントは、
アナフィラキシーを早期に疑い診断し、
診断したら直ぐにアドレナリンを筋注!
です。

 

時間外で医師が周囲にいない場合は、
電話越しで医師に
アナフィラキシーを疑う根拠を看護師が
伝えて、アドレナリン筋注の指示をもらうことで、
早期にアドレナリン筋注が出来ます。

特に薬剤によるアナフィラキシーは
5~10踏んで心停止に至ると
言われているため、悠長に医師が病棟に来るのを
待っていられません。

そのことを伝えた上で
シミュレーションをやってもらったところ、
スムーズにチームで対応を出来ていました。
今回は主任クラスも参加してくれて、
久々の実技実習に汗だくでした(笑)

急変時の対応は
事前の知識だけでなく、
シミュレーションによる実技訓練、
チェックリストによるプロトコル化、
チーム連携の意識、
が大事です。

ERとはまた異なった対応が必要になる
病棟急変。
引き続き病棟でもシミュレーション訓練やっていきます♪

 

来年度救急科スタッフ大募集中!

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