救急科

人工呼吸器管理の講義 by Y

【投稿日】2020年9月29日(火)

最近芸能界で自死を選んでしまった方々の
ニュースが多く取り沙汰されています。
それだけでも悲しいのに、
その理由や今までの背景を色々とほじくってほじくり返して、
というメディアに違和感を抱いてしまいます。
いくら詮索しても答えは見付かりません。
救急医療の現場では色々な最期を経験します。
懸命に治療を行っても救命できる人ばかりではありません。
亡くなられる人、ご遺族が最後に「有難う」と言える
最期の場が少しでも増えるように、
微力ながらいつも考えて、これからも荒野で闘い続けます。

今年度も既に半年が経過してしまいました…。
救急科に今年度入ってくれたY先生も
現場で色々な経験をしながら、
大活躍してくれています。

当ブログを見て下さっている方々はご存知のように、
これからどんどん救急医療・集中治療の充実化を図るために、
Tは教育を非常に重視しています。
Y先生にも学んでもらいながら、
研修医や多職種向けに講義をしてもらい、
レベルアップしてもらっています。

前回は気管挿管を含めた気道管理について
多職種向けに講義をしてもらいました。
今回は、人工呼吸器管理について講義してもらいました。

人工呼吸器の基本、モード、
トラブルシューティングについて
充実したボリュームで、
密度の濃い1時間を提供してくれました。

相変わらず発表スライドの
レイアウトや内容にセンスを感じるので、
Tにとってもいつも学びのある時間になっています。

学習したことの定着化のためには、
教えることが一番有効です。
知りたいことの周辺も学ばないと教えられないため、
肉付けされて厚みのある知識になります。
Tも教えるのが大好きですが、
自分にとっても学びとしてしっかり返ってくるので、
楽しいわけです。

ナイスセンスなY先生には引き続き、
どんどん研修医、多職種向けに
講義の場を設けさせてもらいますので、
ガンガンレベルアップして下さい(笑)

 

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