救急科

外傷IVR出しシミュレーション

【投稿日】2020年6月27日(土)

日本医師会会長選で現会長が落選し、
10年副会長を務めた中川氏が新会長に当選。
コロナ禍が落ち着き、医師会も新たな体制で、
これから更に進む超高齢社会に向けて、
また、今回のような不測の事態の時に
迅速に対応してもらい、
国民、医療界にとって実りある対策を打ち出して
頑張ってもらえることを期待しています。

 

さて、今年度より救急科業務を拡充しています。
昨年度までは主にERと教育が主体でしたが、
新病棟が今年に出来てから、
集中治療を含めた入院対応と
外傷IVR(画像下治療;外傷の場合は多くが経皮カテーテル的血管内塞栓術)
を行う体制を徐々に整えています。
2年後には更に救急集中治療体制を充実化するための
新病棟が建築予定なので、
それに向けて文化・システムを構築していっています。

外傷患者でIVRの適応がある時に、
救急医だけでなく、多くの部署が関わります。
救急外来看護師、手術室看護師、放射線技師、
病棟看護師との連携、情報伝達が重要になります。

書面だけではなかなかイメージが付かないので、
マニュアル作成と合わせてシミュレーショントレーニングを
今月2回に分けて行いました。

骨盤骨折の外傷患者で
緊急IVRが必要な設定で、
ERでの初期対応から、血管造影室まで移動するまでの
連絡、準備物品について関連部署と
模型人形を使用しながらシミュレーションしました。

課題を見付けるための意味はありますが、

やはり実践的に動くことで、
関連部署と実際の現場でもうまく運用が出来る、
という意味が大きくあります。

実際にシミュレーション後直ぐに
上殿動脈損傷の外傷患者が搬送されてきて、
緊急IVRを行いました…。
何たる偶然!
ですが、シミュレーションのおかげで、
皆様快く対応してくれて、
とてもうまくいくことが出来ました♪

今年から年々業務を拡充していき、
地域のニーズに更に応えられるように
どんどん攻めていきます!

 

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