救急科

学校におけるコロナ禍の救急処置と危機管理

【投稿日】2021年8月11日(水)

気付けばオリンピックが終わりましたね。
医療現場はそれどころではなく、
第5波は今までよりも
30~50歳代の中等症重症が明らかに多く、
ワクチン接種をしていない世代のデルタ株感染が
猛威を振るっているのが現場の体感です。
そして会食している人の感染も結構います。
オリンピックを開催してしまっているため、
国民も自粛をする気が起きなくなるのは
心情的に仕方が無い印象もあります。
ただ、自分のことは自分で守るしかないので、
ストレスは溜まると思いますが、
引き続き感染対策は厳密に行いながら
生活してもらうことを切に望みます。

縁がありまして、
京都府私立中学高等学校連合会
学校保健研究会夏期研修会で
学校現場の救急処置などについてお話する機会を頂きました。
対象は京都府の中学校高校の
養護教諭を中心とした教師の方々です。
ハイブリッド形式で70名近くが参加してくれました。

発表会場は立命館中学校・高校でした。

とてもきれいな会場でした。

学校現場で知っておいて欲しい
新型コロナ感染症について、
新型コロナ感染症流行下の
熱中症対策、心肺蘇生等について
お話させて頂きました。

皆さん真剣に2時間に及ぶ講習に
参加していただき、
Tもとてもやり甲斐を感じました。

救急疾患は
予防、早期発見によって
重症化を未然に防げるものが
結構あります。

そのためにはこのような
啓蒙活動を地道にやっていくことも
救急医の重要な仕事と思っています。

コロナ禍の前は
イオンモールでの市民公開講座を
やっていましたが、
最近はなかなかする機会も減り、
うまくインターネットを用いた
啓蒙活動を模索せねば、と考えています。

今回は貴重な機会を頂きました。
引き続き医療現場以外での
活動も積極的にやっていきたいと思います!

 

救急医大募集!
詳しくはコチラから!

 

 

 

ツイッター、インスタもやってます。
良ければ気軽にフォローして下さい♪

ツイッター(@Katsura_ERxCCM)では気になった英論文を
中心に自分が興味のある医療周辺のネタを
発信していきます。

インスタグラム(@katsura_emergency.criticalcare)でも、
プチブログ形式で日常の活動について
研修医講義や看護師特定行為研修の様子等
どんどんアップしていきます!

一覧ページへ戻る