救急科

患者の視点からPICC

【投稿日】2021年6月22日(火)

京都でも緊急事態宣言が解除され、
桂病院も学生見学を再開しました。
昨年度以上に学生見学の受け入れが
なかなか出来ておらず心苦しいですが、
是非学生の皆さん、特に6年生の皆さん、
ラストスパートで見学に来てみて下さい。
今週からまた学生さんがバンバン見学に
来始めてくれましたので、
色々な学生さんと会えるのを楽しみにしています。

研修医も研修生活を
ちゃんとブログでアピールしてくれていますので、
是非そちらも参考にして下さい♪
京都桂病院研修医ブログ「2年は短し学べよ研修医

 

Tは救急関連だけでなく、
色々なことに首手足を突っ込んでやっています。
医療安全対策委員会の立ち位置では、
血管アクセスデバイス関連のことを
中心的にやっております。

ブログでもよく挙げていますが、
PICCやCICCのこと等に
元々興味があるので、その周辺のことに関わっています。

毎年6、7月はPICCとCICCの実習を
行っています。
CICCはどの施設でもトレーニングを
やっていると思いますが、
PICCは教育に関わってくれる医師が
いないとなかなか出来ないところも多いです。
TはPICCに関しては、
教育やトラブルシューティングに
それなりの経験はありますので、
積極的に桂病院でも啓蒙普及活動をしています。

やはり腕から入れるPICCの方が
首、鎖骨下、鼠径から入れるCICCよりも
断然患者の満足度が高いので、
患者さんの視点で、依頼があれば、
困った時の挿入依頼や対応について
ウェルカムウェルカムでやっています。

業者の人たちにも手伝ってもらい、
セットを準備して、
参加者のドクターにPICCを挿入してもらいます。

エコーで針穿刺、ガイドワイヤー挿入までが
一番の肝です。

それぞれの腕で、
尺側皮静脈、上腕動静脈、正中神経の描出、
模型でPICC挿入の練習を行ってもらいました。

複数の診療科の医師、研修医が
参加してくれました(感謝感謝)。

これから複数回の実習を行っていきます。
看護師の日常管理や
看護師特定行為研修としての
PICC挿入に関しての講義実習も
どんどんやっていきます。

PICCは医師の視点からは
新しい事を覚えるのが面倒、
CICCに慣れているからそっちでいい、
となる人もかなりいますが、
患者の視点からは首や鎖骨下から
針を入れられるより、腕からの方がずっと
ストレスが少ないはずです。
患者のためにPICCを
これからも普及させていきます!

桂救急のテーマでもあります
全員医療、多数精鋭。
血管アクセスデバイスの分野でも
目指していきます!

 

 

 

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