救急科

高輪病院PICCウェブセミナー

【投稿日】2021年5月15日(土)

オリンピックどうなるんでしょうね…
経済、IOC・JOCの金銭面の問題が色々あるのでしょうが、
今よりも遥かに感染患者が少なかった昨年に延期しているのに、
今年は強行突破する理由が国民の殆どが納得いっていないような。
変異株が本邦で蔓延してから該当国からの受け入れ制限をする、
というあまりの遅さに一種の諦めと切なさを覚えます。
子供たちは色々な我慢を強いられ、
3密に関わる業種も過酷な我慢を強いられ、
感染者数が落ち着いている気配を感じない医療現場も
終わりが余計に見えない第4波に曝され続け…。
緊急事態宣言適応の道県も更に拡大されてますし。

政策がどうであっても、粛々とやらざるを得ない、
と思って昨年からずっと頑張っていますが、
もう少し国民が納得できるような、
コロナ対策を進めて欲しいところです。
宣言の効果が回数を重ねる毎に弱まっています。
島国の特徴を生かして、
本来なら台湾やニュージーランドのような
政策を本当は期待したかったですが、
オリンピックの魔物に囚われている結果なのでしょうか。

 

 

昨年は殆ど院外講演が出来ませんでしたが、
今年はちょこちょこウェブセミナーの
依頼が来ております。

今回は東京品川の高輪病院の
PICCセミナーをウェブで開催させてもらいました。

院内で出来る便利さはありますが、
何だか現地へ行けない切なさは
慣れるのにもうしばらくかかりそうです。

高輪病院は診療看護師による
PICC挿入件数が全国有数の病院であり、
PICC回診までやっている非常にPICCに対する
意識が非常に高い病院です。

Tが講義するのは恐れ多かったですが、
年度替わりで新人さんも
来られると言う事で、
PICCの有用性と適応について、
他の病院の講演より少し深堀して
講義させてもらいました。

いつもはアツく講演させてもらいますが、
Tは自分の病院内、
参加者の顔が見えない、
となかなか慣れにくい条件での
発表でした。

普段、いかに参加者のレスポンスを
見ながら熱量の調整をしているのか、
をこういう機会に身に沁みます。

これからは現地に行っての
セミナーはしばらく激減するでしょうし、
相手が見えない中で、
楽しんでもらえる講義の工夫をしないと
いけないな、と実感。

どんな状況でも
謙虚にポジティブに成長の機会に
繋げていきます!

 

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