救急科

看護師特定行為研修始めました

【投稿日】2021年5月8日(土)

4回目の緊急事態宣言。
自粛を強要され、不要不急扱いで
キャンセルになる勉強会や学びのあるイベント。
なのに、続くオリンピックの聖火リレーと準備。
3回目の緊急事態宣言も中途半端なタイミングで終え、
4回目も結局延長。
皆疲弊しきっています。
結局オリンピック開催がありきのせいで、
国民が自粛を強いられていることに
最早聞く耳持たなくなっています。
そして受け皿の医療も逼迫しており、
COVID19以外の医療にも影響が出ます。
今のまま膨張するCOVID19患者を
医療は全て受け止められません。
残念ながら限られた資源で
闘うしかない医療も割り切って
頑張れるところを頑張るだけです。
罰則の無い緊急事態宣言は、
真面目に我慢する人が損をするだけになっています。
タガタメのオリンピックなのか。

さて、当院も働き方革命の一環、そして
看護師のやり甲斐アップの目的で、
特定行為研修が今年度より始まりました。
まず当院では術中麻酔管理領域、在宅・慢性期領域の
パッケージ研修から始めることになりました。

そして、他大学等で
特定行為研修の講習に以前より関わっていたTも
基礎講習から結構多くの講習に
携わることになりました。

Tからもお願いして、
オリエンテーションをさせてもらいました。
特定行為を出来るようになる、
ということは看護師としての
技能の幅が広がります。

ただ、そこで勘違いしてはいけないのが、
単なる医師に言われて手技をやるだけの
手技屋さんに決してなって欲しくないこと。

手技が出来るようになる、ということは
その手技がその患者にとって
本当に適切なのか、も
併せてアセスメント出来るようになる
必要がある、とTは切に思う訳です。

単なる手技屋さんではなく、
看護師としてのプロフェッショナリズムを
しっかりと持って、
特定行為研修に臨んでもらいたい、
ということをアツく講義させてもらいました。

これから少しずつ当院でも
特定行為の出来るアツい看護師を
育成していきます。

もちろん救急集中治療領域でも
次年度より開始していく予定です。
Tの救急医療のモットーは、
・全員医療
・多数精鋭
・家族を大切に
・プロフェッショナリズム
です。

看護師もやり甲斐のある
救急集中治療をこれから更に目指していきます!

 

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