救急科

院外研修・実習も頑張り中

【投稿日】2021年2月4日(木)

緊急事態宣言の期間が更に延長され、
皆さんお疲れムードになっていると思います。
救急現場でも今は高齢者の施設を含めた
COVID-19が多くいる為、
第1、2波よりも入院する患者が多い印象です。
ワクチンが各国続々と出始めて、
効果副効果共に考慮した上で、
どのワクチンが現実的なのかは
吟味すべきですが、
ワクチンそのものへの懐疑論は
しつこいですが、是非マスメディアの方は
今回のコロナ禍に関しては
控えて頂きたいですね。
子宮頸がんワクチンが普及していない
数少ない残念な先進国のレッテルを
貼られている汚名をそのままにしないで欲しいと
切に願います。

さて、2、3月はERでも正念場の時期です。
コロナ禍+緊急事態宣言で
例年と少し様相は違えど、
楽しい新年度を迎えるために、
頑張らないといけないのです。

とは言っても臨床だけでなく、
教育も大事にするのが桂ER。

KMCHから新たな研修医が1か月ローテートで
やってきてくれました。

手が空いた時は看護師とシミュレーショントレーニング。
机上の知識だけではER診療に限界があります。
看護師と一緒にシミュレーションをすることで、
チームコミュニケーションの重要性も
しっかりと体験・認識してもらいます。

今回の症例は前立腺炎による敗血症+
嘔吐からの誤嚥性肺炎を来し、
呼吸不全、ショックを呈している高齢男性の
症例をシミュレーションしてもらいました。

もちろん桂研修医にも
シミュレーショントレーニング。

看護師さんも真面目に参加してくれるので有難いです。
そして明治国際医療大学から
救命士の学生実習も1カ月間あり、
今年は2名受け入れています。
真面目な体育会系で、
フレッシュな光を浴びて
おっさんのTもやる気が出ます(笑)

学生なのでしっかりと感染対策の個人防護具の
着脱訓練をしてもらい、
患者さん周辺の実習をやってもらいます。
今までの異なり、感染対策が不要な患者周辺の
実習というのは成り立たなくなりました。
どの人でもCOVID-19の可能性を考える必要がある
社会であり、救命士になるためにも
学生の段階でしっかりと感染対策を身に付けておき、
多くの経験をしてもらった方が良いと考えています。

色々な刺激を受けながらTも
攻めの姿勢で多職種のモチベーションを
上げていきたいと思います♪

 

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