救急科

心に花を、未来に光を ツイッター、インスタ始めました

【投稿日】2021年1月28日(木)

先日京都府の救急委員会が
Web会議で行われました。
やはりCOVID-19中等症重症患者が
12月中旬から増加傾向です。
特に高齢者が圧倒的に多いので、
入院期間がかなり長くなります。

今の病床数では酸素投与以上の患者を
京都の中で賄えきれなくなっているため、
入院病床増床のために、
感染対策として、周辺との
ゾーニングをする必要があり、
他の病態の患者が入れるベッドを減らして
コロナ受け入れベッドを広げます。

ただでさえ冬はコロナ前から
全国的に救急受け入れベッドが
足りなくなります。
肺炎、脳卒中、心筋梗塞等々。
インフルの影響が
減ったとは言え、
受け入れ可能なベッドが
減ってるため更に大変。

元々冬は柔軟に対応できる
ベッドがありません。
そしてベッドだけの問題ではなく、
対応可能な看護師、医師も限られます。

少なくとも京都の救急と
コロナベッドコントロールは
まだまだかなり大変な状況です。
なかなか打開策も医療機関だけでは見出せません。

これだけコロナ禍が長くなってくると、
どの業界が云々ではなく、
皆頑張ってるし、
皆我慢してるし、
更に頑張れ、我慢しろ、
というのは無理だと思います。
ただ、感染者数をこれ以上
増やさない努力を、
つまり三つの密を避け、
マスクや手洗いを励行するといったものを
現実的な形でこれからもずっと継続しないと
いけないことは変わらず意識して頂きたいです。

2020年は強力に行動制限をすることでしか
対策できなかった新型コロナに
ようやくワクチンという
一つの出口戦略が見えてきました。
2021年は明るい兆しが見え始める
1年になることをとにかく願うばかりです。

これだけ長く抑制的な情勢が続くと、
皆さん鬱々としますよね。
疲れると周りの人たちに
敵意を向けてしまいがちです。
今は医療業界以外の人が
医療業界にも敵意を向けている印象です。

SNS、マスメディア、ネットニュース。
批判や愚痴が以前にも増して多いです。
批判や愚痴も言いたくなる気持ちも
分かりますが、吐き出し続けても
新しい前向きになれるものは生まれません。

目に見えない敵ですが、
あくまで僕らの共通の敵は
ウイルスであり、
原因は分かってるからこそ
いつかは終わりが来るはずの
パンデミックです。

Tはなるべく身近なものの小さな幸せを
積極的に意識的に見付けるようにしています。
幸せは人に求めるものではなく、
自分で見付けるものと思っています。

是非暗い話題の中の、
明るい楽しい話題、
日々の当たり前に感謝出来る気持ち、
を大切にしていきましょう!
そうすると自ずと
明るく柔らかな気持ちになれるかも、です。
Let’s smile!とにかく笑え!です。

ということで、桂ERブログを
気分転換に見てくれている人も
結構いてくれていますが、
ブログのネタに仕切れないものを
別のSNSでも発信していきます。

ツイッター(@Katsura_ERxCCM)では気になった英論文を
中心とした自分が興味のある医療周辺のネタを
発信していきます。
英論文は5~7本以上/週を目指して
紹介していく予定です。

インスタグラム(@katsura_emergency.criticalcare)では、
プチブログ形式で日々の小ネタを
発信していきます。

あくまで桂ER、桂救急周辺を中心とした内容になりますので、
運用スタイルは当ブログと一緒です。

心に花を、未来に光を。

少しでも身になる、前向きになる
ネタを色々な角度から発信していきます!
もし良ければフォローしてみて下さい♪

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