救急科

医局移転、ER移転

【投稿日】2020年9月24日(木)

当院は2022年度に新しい救急集中治療を中心とした病棟が
完成予定です。
それまでに壊して移動して建て替えて
みたいなことを、数年かけて色々とやっています。

元々外科系病棟がA棟、循環器科ICU/CCUと手術室がB棟、
内科系病棟がC/D棟で、
外来棟の上がC病棟として稼動していました。

2月には内科病棟はA棟の先にG/H棟を増築したことで、
そっちに移動しました。
それによってバラバラだった入院病棟が集約化されました。
ただ、医師の視点からは
外来/ERから遠くなったことで、
行ったり来たりが結構大変になりました…。
おかげで、1日当たりの歩数が急激に増え、
体重は順調に昨年度よりも減っています(笑)
入院病棟を中心に働かれる職員からすると
多少便利になったのではないでしょうか。

空になったC病棟の3~5階に
事務や医局、検診センターが移転しました。

移転前の医局はE棟で病棟として稼働していた場所を
ほぼそのまま使用していたので、
病室単位で4,5人ずつが部屋を使用するという
やや閉鎖的な雰囲気でした。

そんな医局が移転を契機にオープンな医局に変わりました!

医局員の顔が見えやすくなり、
以前より風通しが良くなって、
交流しやすくなった気がします。

医局にある電子カルテの数も少ないと言われてましたので、
多数の医局員の要望で大分増えました!
環境が変わった影響もあって、
医局内で他診療科同士で会話する医師も増えてきました。

 

そして、2年後の救急病棟がF/D棟跡地に建つ予定なので
現在稼働しているF棟のERが10月中旬にE棟1階に仮移転します。

工事中のE棟1階です。
感染対策もちゃんと出来るように、
COVID-19感染疑いの軽症・重症患者の対応できる待合室、診察室、蘇生室、
COVID-19かまだ分からない発熱等の対応できる待合室、診察室、
等を考慮してドタバタで建築中です。

仮移転の場所なので、少し狭いのと、
入院病棟との動線が悪くなるのが少し辛いですが、
新しい救急病棟が建築出来るまでの我慢です。
お部屋自体はきれいになるので、
そういう意味で気分転換になって楽しみではあります。

2022年に完成予定の新しい救急病棟では
ERとICU共に緊急手術対応が出来る
環境を意識して設計してもらっています。
CTや血管造影室もERに隣接するので、
あらゆる重症対応のための
動線がメチャクチャ良くなります。

現時点でも京都市西部における基幹病院ではありますが、
更に診療できる範囲や質を高めて、
地域の期待に応えていきたいと思います!

これから更に発展する予定で、
少しずつ新しい病棟が増えてきている桂病院で
是非医学生さんは研修を考えて下さいね♪

 

来年度救急科スタッフ大募集中!

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