救急科

多職種連携で頑張ります

【投稿日】2020年4月25日(土)

当院では3月よりCOVID-19対策本部を立ち上げて
外来や入院での感染予防策を日々議論しながら
全職員で地域の医療を守るために奮闘しております。
その一環として相互の感染拡大予防のために、
入院患者さんの家族面会を全面禁止にしています。
ご家族にはご迷惑をお掛けしておりますが、
患者さん、職員を守るためにご協力を宜しくお願いします。

そして、当院を含めて多くの医療機関で、
サージカルマスク、N95マスク、滅菌ガウン、アイソレーションガウン、
ディスポエプロン、アイシールド、フェイスシールドが不足しています。
まだ在庫はありますが、底を尽きるのも時間の問題でしょうか?
絶対必要な部署にうまく配分しながら日々を乗り越えていますが、
また寄付やお願いをさせて頂くかもしれません…

そして自分の周辺はまだあまり目立ちませんが、
ニュースや噂で医療従事者の近隣からの風評被害があると聞いています。
これはあまりに残念な出来事です。
自分達医療従事者は必死で感染のリスクを最小限に図りながら、
地域の医療を支えるために働いています。
医療従事者だけではなく、スーパー・ドラッグストア・運搬業者等の方々。
常に危険に曝されながら、普段以上の業務負荷の中で奮闘している方々も多いです。
応援・支援はウェルカムですが、
是非とも風評被害はやめて頂きますようお願いします。
平時以上に心の支えが重要な時期です。

ただでさえ多くの医療従事者が普段とは異なるストレスがかかっているところ、
心無い言葉や態度は、モチベーション維持に100%害にしかなりません。
そしてその積み重ねで医療が継続できなくなると、
他の疾病を含めた対応が困難になり、地域の医療崩壊に繋がります。
皆様を含めいつ終わるか分からない災害モードを、
少しでも前向きに頑張るために、ご理解ご協力をお願いします。

Tも業務が倍増していますが、
病院と地域を守るために少しでも
今何か出来ることを考えながら頑張っております。

ちなみに4月から救急科でも新病棟が建ったので、
重症や外傷の入院患者対応を受け入れています。

 

 

その一環で定期的に集中治療関連の勉強会をしています。
もちろんしっかり換気しながら全員マスクをしての参加です。
今回はフロートラックセンサーの使用方法と
それぞれの数値の意義について看護師さんに学んでもらいました。

ERスタッフ、病棟スタッフに少しずつ学んでもらい、
多職種で救急集中治療の質の向上に努めています!

ER、集中治療+COVID-19対応。

特殊な状況がまだまだ続きそうですが、
院内外全員で支え合いながら、協力し合いながら
何とか乗り越えましょう!

 

 

 

 

止まない雨は無い、明けない夜は無い。

 

 

 

 

 

皆で頑張りましょう!

一覧ページへ戻る