栄養部門

秋の実りに感謝

こんにちは。11月なのに、3連休はお天気続きで夏日とも言われるほどの暑さでしたね🌞
季節の変わり目で、気温差も大きいので、体調を崩さないように気をつけたいところです🍂

今日は、先日「稲刈り」を体験する機会があったので、レポートしようと思います❣❣

みなさんは「稲刈り」ってされたことはありますか?
お米は毎日のように食べているけれど、「稲刈り」を体験する機会はなかなか少ないですよね。
わたしも人生初の「稲刈り」でした✨

きれいな黄金色に実っています🌾🌾🌾秋の実りの風景ですね🍁



ケガをしないように、軍手をして一株ずつ丁寧に鎌で刈っていきます🎵
鎌をぐっと引いて、ズバッっと刈れると、とても気持ちがよかったです😊



刈り取った稲は乾燥させるために、束ねて「稲架(はさ)」と呼ばれる台に干していきます。
稲刈りの後の田んぼで見かけますよね。「はさ」と読むとは知りませんでした!
どうやって結んであるのだろう…と思っていましたが、特別な結び方をしなくても、麻紐で強めに縛ればOK👍

1枚目の写真の通り、広い田んぼの一画で行いましたが、大勢で刈っても、全部束ねて結ぶところまで、結構時間がかかりました。今は機械でされることがほとんどだと思いますが、昔はこうやって手作業でやっていたのだなぁと思うと、とてもとても大変な作業だったはず。


また、ひとつの穂についている籾(もみ)は約70粒。茶碗1杯分(約150g)のごはんにするためには2株分くらい必要になるそうです。普段何気なく、計って、洗って、炊いて、食べるを繰り返していましたが、実際手に取ってみると、一粒一粒がとても貴重に思えました🍚✨


10月の旬彩だよりでも書きましたが、日本国内のお米事情としては、消費量がだんだん減っているのが現状です。食生活の多様化もあり、1年間に1人あたりが消費するお米の量は昭和37年度の118kgから、令和2年度では半分以下の50.8kgにまで減少しているそうです😢体重が増えてきたなぁと思ったら、まず減らすのがごはんという方も多いのではないでしょうか。食事全体のエネルギーがオーバーしていなければ、ごはんは「どんなおかずにも合う・脂質が少ない・塩分は含まれていない」とても優秀な主食です🌸主食が抜けたり、不足したりすると、副食(おかず)の量が増えて、脂質や塩分の摂りすぎにもつながります。主食・主菜・副菜を揃えて、バランスのよい食事にできると良いですね💪
(参考:農林水産省ホームページ (maff.go.jp)


わたしも稲刈り体験で感じたことを大切に、感謝の気持ちを持ってごはんを食べたいなと思います😊

管理栄養士 A
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