栄養部門

緩和医療と栄養~NST勉強会秋~

9月8日金曜日にNST勉強会を開催いたしました。
今回は緩和ケア科部長の清水正樹先生に、「緩和医療と栄養」をテーマにご講演いただきました。

食事は人にとって生まれてからずっと変わらぬ営みです。緩和医療においても切り離すことができないのは勿論ですが、私はその兼ね合いに悩むことが多くあります。
緩和的治療となった方に対しどこまで、どのようにアプローチするべきなのか?本当にこれ以上私にできることはないのか?
話を聞く中で、決まった答えというのはなく、患者さんそれぞれが大事にしているもの、優先したいもの、その人の苦しみの背景、そういったものに寄り添うことが大切だと感じました。そういった姿勢は医療者としての原点でもありますが、今一度立ち返るようにしたいです。

また、「しがみ食」など緩和ケア特有の食文化に触れることもでき、とても勉強になりました。
昆布やするめ以外にしがみ食にピッタリなもの...お恥ずかしながら私は思いつかなかったので、もし思いついていた方はこっそり教えていただけると嬉しいです。

本勉強会は42名の方に参加頂き、多くの質問もいただいて盛況を納めることができました。
次回のNST勉強会もどうぞお楽しみに♪

管理栄養士 TM
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