栄養部門

食品備蓄は難しい?~ある管理栄養士の経験談~

みなさんこんにちは!
毎年9月1日は「防災の日」、そしてこの日を含む1週間は「防災週間」と定められています。
令和5年度「防災週間」及び「津波防災の日」について : 防災情報のページ - 内閣府 (bousai.go.jp)
昨日9月1日は、関東大震災からちょうど100年ということもあり、
ニュースで目にすることも多かったのではないでしょうか。

ところで皆さんは「食品備蓄」を用意していますか?
以前に比べると、ニュースなどで食品備蓄の話題を目にすることも多くなったように思います。
私は「いつかやらないと…」と思っているまま数年が過ぎ、2年前に一念発起してやっと
我が家の備蓄品リストを作成するに至りました…!!
備蓄品にどのようなものが必要であるかは色々なサイトで紹介されているので参考にして下さい!

災害が起きる前にできること | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)
いつもの食品で、もしもの備えに!食品備蓄のコツとは? | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)
災害時に備えた食品ストックガイド:農林水産省 (maff.go.jp)

見ていただいて分かるように、「ローリングストック」が推奨されていますね。
「ローリングストック」とは、
蓄える→食べる→補充することを繰り返しながら一定量の食品が備蓄されている状態を保つ
ことです。

(画像:いつもの食品で、もしもの備えに!食品備蓄のコツとは? | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)

我が家でも、大人1人につきリュックサック1つを用意し、自宅外で3日程度生活することを想定して備蓄食品、懐中電灯や携帯トイレ、ごみ袋等を詰め込みました。また自宅避難を想定して5日分くらいは食料等が手に入らなくても困らないように食品を多めにストックするようにしています。(最近はチェックを怠っていたので在庫が不明です。汗)

我が家では
主食→α化米(水やお湯をかけて食べられる米)、カップ麺
主菜→さば缶、やきとり缶、レトルトカレー、パスタソース
副菜→野菜ジュース、乾燥わかめ
おやつ→果物缶、カロリーメイト等の栄養補助食品
などをストックするようにしています。

個人的な感想ですが、カップ麺は意外と賞味期限が早いのだなあ、と感じました。
あとカレーライスは普段「中辛派」ですが、被災時は「甘口」の方が水をたくさん飲まなくて済むかな?とたまに家族会議をして備蓄品リストの中身を変更していっています。
乾燥わかめはふやかすだけで食べられますし、普段でも、インスタントラーメンなど食物繊維が不足しがちなメニューの時に簡単に添えることができるので重宝しますよ!


備蓄品リストを作るまでは、動き出すのにハードルが高かったですが、やってみる中で新たな発見や気付きがあり、興味深いなあと思う今日この頃です。家族に高齢者、乳幼児がいらっしゃる場合や、食物アレルギーを持つ方がいる場合など、ご家族の状況によって必要な備蓄品は様々だと思います。皆様もこれを機に、もしもの備えを考えてみてはいかがでしょうか?


わたしは備蓄品リストを作っただけで満足してしまった感も否めないので、ちゃんと定期的なチェックをやっていかなければ!と新たに心に誓いました。


管理栄養士IN
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