栄養部門


こんにちは!
暑い日が続き、体が疲れやすく食欲が出ない
いわゆる「夏バテ」の方もいらっしゃるのではないでしょうか💦


先日、雨上がりに虹を見ました🌈
偶然出会えたタイミングの良さと虹色のグラデーションの美しさに幸せを感じました。

「目で味わう」「音で味わう」などの言い回しがあるように、ヒトは日常生活において視覚や嗅覚などの五感や食経験や心身状態などの構成要素も含めてを食品を味わっています。

中でも視覚からもたらされる影響は大きく、料理の彩りや盛り付け、食器やテーブルウェアなどによって、同じ料理でもその印象が変わることがあります。

赤やオレンジ、黄色などの暖色系カラーは食欲を増進する効果があるとの報告があります(奥田弘枝, 他.日本調理科学会誌. 2002.Vol.35. No1.2-9.)。
さらに、それらの色の「補色」を加えると、その効果のアップが期待できるそうです。
「補色」とは「色相環(color circle)」で正反対に位置する色のことです。
「赤と緑」「オレンジとブルー」などがそにあたり、お互いの色を引き立てあい、色の相乗効果があり、これを「補色調和」というそうです(Wikipedia「補色」より)。

この「補色調和」を利用すれば、鮮やかな料理となり、美味しく見えます。
グリーンサラダにトマトや赤のパプリカを入れたり、赤身魚の刺身に大葉を添えたり、ハンバーグに添えられた人参とインゲンも色の相乗効果を狙った「補色調和」ですね。

また、食材だけではなく、お皿自体の色や柄の色、ランチョンマットやメッセージカードなどの色を工夫することでもその効果は期待できます🍽

この先もまだまだ暑い日が続きそうですね🌞
夏バテ気味で食欲の落ちている方も多いと思いますので、少しでも食欲がアップするように、食事における「色」の工夫をぜひ取り入れてみて下さい!

最後に雨上がりに見た虹がこちらです🌈

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