栄養部門

汗をかいたら何を飲む?

全国各地が燃えるように暑い、猛暑🔥
体調管理は万全ですか?一番心配なのは、脱水です。

今年、腎臓病療養指導士を受験しようと思っている管理栄養士IKです。
腎臓といえば、「尿を作るところ」というイメージを皆さん抱かれると思います。
身体の水分を調整している臓器であり、血圧や身体の電解質の管理を行っています。

水分が不足すると急激に腎臓がダメージを受けてしまうことがあります😲

※疾患により水分制限のある方は主治医の指示に従ってください。

患者さんからは「水分ってどんな飲み物がいいの?」と尋ねられます。
基本はお茶や水でよいのですが、高温下で活動する方、スポーツをする方、自分はとても汗っかきだと感じている方ではスポーツドリンクやジュースを飲みたいといったお話をよく伺います。
汗っかき、どのくらいハードな活動をしているかは個人で感じ方が大きく異なり、お話を聞いていても判断に困ることが多々あります。


🍹「ペットボトル症候群」という言葉をご存知でしょうか?🍹
「ペットボトル症候群」とは炭酸飲料や清涼飲料水の多飲により吸収の早い糖類が高血糖状態を招くことをいい、血糖値が上昇すると喉が渇くためさらに清涼飲料水を飲むという悪循環に陥ります。重度の場合、意識朦朧、昏睡状態に陥ることがあります。

こうしたことを防ぐためにも、スポーツドリンクやジュースをお茶や水と同じ感覚で飲まないことをおすすめします。「糖質ゼロでいいから飲みたい!」という声もありますが、「ノンカロリー」「低カロリー」「ノンシュガー」「微糖」などの表示は、栄養成分表示において規定があります。必ずしも0kcal・砂糖0gとは限らないので注意が必要です💦

参考文献:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-014.html


皆様が健康で楽しい夏を過ごせますように🌞


管理栄養士IK
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