栄養部門

NST特別講演会 

3月12日に紹介させていただいた3月24日のNST特別講演会のご報告です🌸

東邦大学看護部基礎看護研究室 准教授 小坂志保先生より、
「メディカルスタッフができるフレイル・オーラルフレイル対策」についてご講演いただきました。内容がフレイル・オーラルフレイルだけに看護師のほか、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の参加もありました。

私たち管理栄養士はベッドサイドで食事が食べられない患者さんの食事調整をすることが多いのですが、「食べられない=食欲がない」だけではなく、「食事形態が実は合っていなかった」ということがかなり多いです😨

「もう少し刻んであったら、軟らかかったら食べられた」ということが多いですが、こちらが高齢だからと思い込みでやわらかめの食事を提供し続けて「本当はお粥じゃなくてご飯が食べたかった」「歯ごたえのある食事の方がうれしい」ということも。患者さんは自分で訴えることが出来ない方や我慢していることもあります。漫然と同じ食事を提供して「やっぱり病院食がいやなのかな」と思いこまないように努めています。

小坂先生の講義の中で最も感銘を受けたのは「フレイルドミノ」という言葉でした。

コロナ禍になってマスク生活を強いられるようになって生活は大きく変化しました。
人に会わない⇒外に出ない⇒運動しない⇒身なりを気にしない⇒口元のケアを怠っても気にならない…😰

自分の身に置き換えても確かに‼‼歯科受診が減って口腔疾患が増えているそうです🦷
皆さん定期受診、してますか?5月より5類感染症に移行となりますね。

マスクが強制されないようになってくるので化粧品が売れていると先日ニュースで見ました、素敵です✨マスクをしていて感じるのはほうれい線ができやすいこと、口角を上げることがなくなったことが気になります…👄たるんだ身体をどうにかしておしゃれして外に出ねばいけません💦

他職種との出会いからチームを築いて研究を行って今に至ると小坂先生が仰っていました。
お話を伺って、視界を広げるためにも出会いを求めて貪欲に突き進みたいと感じました🌟

「桜が満開の京都に来られてうれしいです。」と冒頭に先生が仰ったことでようやく桜が満開と気付いたIKでした🌸🌸🌸

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