栄養部門

サステナブルな適塩講習会

1127日に「管理栄養士と学ぶサステナブルな適塩攻守会~カラダにも環境にもやさしい健康朝ご飯~」に参加してまいりました。
当院栄養科の科長が会長を務める京都透析食腎臓病研究会と京都腎臓病患者研究会、そして京都市との三者共同主催で、大和学園を会場として開催されました。

今回はなんと3年ぶりの現地開催とのこと!今回はサステナブルと食事体内リズムと朝食朝食レシピの紹介の3つのテーマをメインとして講演が行われました。

SDGsという言葉は耳にしたことがある方も多いと思います。これは持続可能な開発目標、Sustainable Development Goalsの略です。
今回のキーワード、サステナブル(sustainable)はここから取られています。何だか壮大な話のようで、食事がどう結びつくのかイメージしにくいかもしれません。

しかし私たちの普段の食生活でSDGsに繋がる行動はたくさんあります。

例えば地産地消。せっかくなので地域の野菜を、と購入する方は多いかと思います。これが既にサステナブルな行動なのです!

近くで生産された食材を選ぶことは貴重な化石燃料の消費削減、および地球温暖化の抑制に繋がります。また、地域の食産業を応援することは食料自給率を向上させます。

地域の食材を購入する、という些細な行動が、日本ひいては地球全体のためになるのです

もう一つ、朝食を食べる事。意外に思われるかもしれませんが、実はこれもサステナブルな行動に繋がります。朝食を食べる事は体内リズムを整えることを助けます。規則正しく体内リズムを刻むことで、朝の覚醒が促され、学習意欲や労働生産性の向上に繋がります。そして地域の発展および持続可能な社会の形成に繋がるというわけです。

 

しかし朝食を食べる事そのものが持続不可能、という方も多いかもしれません。

かく言う私も朝は苦手です。朝食を食べることは気合で続けられていますが、内容を考えたり朝から調理するだけの時間はなく、バランスが偏ってしまうことも…。
そんな忙しい朝にぴったりな、手軽かつバランスの整った朝食レシピが本講演会で紹介されていました。紹介されたレシピは京都透析食腎臓病食研究会HPにも掲載されています。👇
https://kyoto-hdckd.amebaownd.com/pages/1706987/page_201803012310
私は先日この中のレシピから、サバ缶雑炊を作ってみました。寒くなってきた今日この頃にぴったりの暖かくて満足感のあるメニューでした。

是非皆さんもレシピを参考に、素敵なサステナブル・ライフを!

おまけ
会場となった大和学園は、京都でも有数の紅葉の名所、嵐山の近くにあります。近くには天龍寺もあり、早朝拝観に行かれた先輩方から朝日に照らされる紅葉の写真をおすそ分けして頂きましたので皆様にもお届けします🍁

管理栄養士TM

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