栄養部門

京野菜を学ぶ~海老芋~

こんにちは🎵寒さが増してきました🥶温かいお料理が恋しい季節です🍲
先日、ご近所の方から里芋をたくさんいただきました🙌
私は里芋の煮物が好きですが、子どもたちには不評で…
塩ゆでにしたところ、枝豆のような感覚なのか喜んで食べてくれました👍

年末が近いせいかふと、「里芋と海老芋の違いって何だろう?」と思いました。
お正月明けの栄養指導では「お雑煮のかしらいもを食べ過ぎた」とおっしゃる患者さんが
時々おられます。大阪出身の私は「かしらいもって海老芋のことやったよな」と思うくらいでわかった気になっていました。よくないよくない💦

海老芋は京都の南部地域を中心に栽培され、11月中旬から12月に収穫されます。
親芋、小芋、孫芋と種類別に分けて「小芋=海老芋」です。里芋と違って海老のように曲がっているので「海老芋」と呼ばれます。

👇京都府のホームページより👇
https://www.pref.kyoto.jp/kyotootokuni-f/1219881242567.html

さて「お雑煮にかしらいも」のことですが、「親芋=頭芋(かしらいも)」だそうです。
京都では頭芋を白味噌仕立てのお雑煮にしていただく風習があります。
”人のかしらになれますように”という意味合いがあるそうです。

👇京都府山城広域振興局農林商工部のレシピより👇
https://www.pref.kyoto.jp/yamashiro/jimotoyasai/documents/1347512231059.pdf

頭芋を切らずにそのまま入れるので大きなお芋です‼小さな里芋がコロンと2個くらいかなと想像してたら大違いです😲栄養指導をしていると食事の「普通」って何だろう?と思います🤔地域や家庭によって食文化は人それぞれ。患者さんのお話を聞くときは私の普通であてはめていないか気を付けるようにしています。京都の食文化は奥が深いです👘

来年のお正月のお雑煮は頭芋の白味噌仕立てもいいな💕と思ったところで…子供に反対されると悟った管理栄養士Iでした🤗
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