栄養部門

糖尿病療養指導士という資格

秋晴れが続いていますが一層冷え込むようになってきました🤧
京都は紅葉に最適な季節が近づいてきます🍁

最近の当科では、3年目の管理栄養士たちが「糖尿病療養指導士」の受験申込の準備に追われています。振り返ると私は11年前に資格を取得していました💦時の流れにびっくりですが、とっておいてよかった!と思える資格のひとつです。

今日は「糖尿病療養指導士」について紹介します。
「日本糖尿病療養指導士」は糖尿病治療に最も大切な自己管理を患者さんに指導する医療スタッフで、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士が取得できます。2001年3月に第1回の試験が行われたそうです。
👇興味のある方はこちらもどうぞ!一般社団法人日本糖尿病療養指導士認定機構ホームページ👇
https://www.cdej.gr.jp/modules/general/index.php?content_id=1

病院に勤務して3年目以降に受験可能となり、資格取得後は5年毎に更新が必要です😰

糖尿病は、外来で実施する栄養指導の多くを占めており、2020年度では約6割を占めていました。
また、合併症として知られる糖尿病性腎症についても理解を深める必要があり、糖尿病と腎臓病の栄養指導は栄養士にとって最重要課題です。

そしてこれら疾患の治療進歩はめざましく、常に情報を追っていないとすぐに取り残されてしまいます。私
は2回資格を更新しましたが、その度に振り返りのよい機会となっています。

…堅苦しい話が続きましたが、糖尿病は皆さんにとっても会社の健康診断でも気になる病気の一つではないでしょうか。全く縁がない方もいらっしゃれば、「境界型」と指摘されたり、受診まではいかないけど「経過観察」といわれた方もいるかもしれません🤔
当院には糖尿病療養指導士の資格を取得したスタッフがたくさんいますので、いつでもお声掛けくださいね!

話は変わりますが、11月は世界糖尿病デーがやってきます!
インスリンを発見したカナダのバンディング博士に敬意を表し、博士の誕生日である11月14日に制定されたそうです😲 

全国各地でイベントがたくさん行われます!
👇World Diabates Day Commnitee in Japan ホームページより👇
https://www.wddj.jp/event/

京都ではすっかり有名かもしれませんが、毎年、世界糖尿病デーの日にはブルーにライトアップされます。ライトアップは京都のあちこちで行われますので、そちらも是非チェックを!
👇京都府医師会ホームページより👇
https://www.kyoto.med.or.jp/member/diabetic/wdd/index.html

秋の京都で「糖尿病」についてちょっと触れてみるのはいかがでしょうか。

管理栄養士I
一覧ページへ戻る