栄養部門

十三夜


先日「十五夜」の由来や献立を紹介いたしましたが、「十三夜」もあるのはご存知でしょうか?

十五夜は旧暦の8月15日の夜のこと、十三夜は旧暦の9月13日の夜を指します。
今年の十三夜は10月8日の夜でした🌟
十五夜と同じように、収穫に感謝する行事になっています。
十五夜は「芋名月」とも言いますが、十三夜は栗や豆の収穫時期であることから「栗名月」「豆名月」とも言われます。

特に栗🌰は秋の味覚の代表ですね。
栄養面から栗を見てみると、主な成分は炭水化物ですが、下記の栄養素も豊富です。

〇カリウム(細胞内の浸透圧の調整・筋肉の収縮に関わる
            ※カリウム制限がある方は注意です!!)
〇ビタミンB1(炭水化物からエネルギーを作るために必要)
〇ビタミンC(皮膚や細胞のコラーゲン合成に必要、免疫機能の維持にも関わる)

小粒ですが、グッと栄養が詰まった食品ですね。人類との関わりは古く、縄文時代から貴重な栄養源として重用されてきました。







今年の十三夜は十五夜に続き、雲があまりなく、すっきりと晴れてきれいなお月様が見られました。今では季節に関係なく、様々な食材が手に出来るようになりましたが、季節ごとの収穫に感謝して、旬の食材を味わうことも大切だなと感じます🌞

管理栄養士 A
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