栄養部門
猛暑!
みなさんこんにちは。
夏本番!・・・かと勘違いするほどの猛暑が続いております。
急激な気温の変化で体調を崩されたりしていませんか?
(涼しい山育ちのためか、私はめっぽう夏が苦手です。。)
熱中症関連のニュースも増えていますね。
熱中症患者のうち約半数は65歳以上の高齢者と言われています。
高齢者は熱さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しているので特に注意が必要です。
以下は厚生労働省から出ている熱中症予防リーフレットです。
夏本番!・・・かと勘違いするほどの猛暑が続いております。
急激な気温の変化で体調を崩されたりしていませんか?
(涼しい山育ちのためか、私はめっぽう夏が苦手です。。)
熱中症関連のニュースも増えていますね。
熱中症患者のうち約半数は65歳以上の高齢者と言われています。
高齢者は熱さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しているので特に注意が必要です。
以下は厚生労働省から出ている熱中症予防リーフレットです。
厚生労働省 熱中症予防のための情報・資料サイトより
夏を元気に乗り切るために必要なことばかりが書かれていますが、ここで管理栄養士から特にお伝えしたいのは「本当に塩分補給が必要なのか」は見極める必要があるということです。
世界保健機関(WHO)によると、適切な身体機能のために必要な最低限のナトリウム量は200-500mg/日と推定されています。これは食塩に換算すると0.5-1.3g/日程度です。
さらにナトリウムの不可避損失量(便や尿、皮膚から損失する量)に関する研究等も根拠に含め、日本人の食事摂取基準では推定平均必要量は1.5g/日と推定されています。
ちなみに日本人の平均的な食塩摂取量は10.1g/日程度(国民健康栄養調査 令和1年版)とされており、このことから上記の量をはるかに上回る食塩を食事で摂っていることになります。
食事で補給した塩分を体内でうまく利用するために大切なのは、「こまめに水分補給をすること」です。
のどが渇いていなくても「お手洗いに行ったらコップ1杯水分補給」というように、自分なりのリズムを決めて摂取するとよいでしょう。
食事が十分に摂れていない方、普段よりよほど汗をかく日、すでに熱中症気味で具合が悪いときなど、塩分補給が必要なケースもありますが、日常的に補給をし続ける必要性は少なく、かえって塩分過剰による生活習慣病に繋がるリスクもあるので、注意が必要です。
特に高血圧や腎疾患・心疾患等で医療機関に通院中の方は医師の指示に従ってくださいね。
食事、水分、睡眠をしっかりとって、元気に夏本番を迎えましょう♪
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出典:厚生労働省 熱中症予防のための情報・資料サイト
厚生労働省 令和元年「国民健康栄養調査」の結果
日本人の食事摂取基準2020年版
管理栄養士KM
夏を元気に乗り切るために必要なことばかりが書かれていますが、ここで管理栄養士から特にお伝えしたいのは「本当に塩分補給が必要なのか」は見極める必要があるということです。
世界保健機関(WHO)によると、適切な身体機能のために必要な最低限のナトリウム量は200-500mg/日と推定されています。これは食塩に換算すると0.5-1.3g/日程度です。
さらにナトリウムの不可避損失量(便や尿、皮膚から損失する量)に関する研究等も根拠に含め、日本人の食事摂取基準では推定平均必要量は1.5g/日と推定されています。
ちなみに日本人の平均的な食塩摂取量は10.1g/日程度(国民健康栄養調査 令和1年版)とされており、このことから上記の量をはるかに上回る食塩を食事で摂っていることになります。
食事で補給した塩分を体内でうまく利用するために大切なのは、「こまめに水分補給をすること」です。
のどが渇いていなくても「お手洗いに行ったらコップ1杯水分補給」というように、自分なりのリズムを決めて摂取するとよいでしょう。
食事が十分に摂れていない方、普段よりよほど汗をかく日、すでに熱中症気味で具合が悪いときなど、塩分補給が必要なケースもありますが、日常的に補給をし続ける必要性は少なく、かえって塩分過剰による生活習慣病に繋がるリスクもあるので、注意が必要です。
特に高血圧や腎疾患・心疾患等で医療機関に通院中の方は医師の指示に従ってくださいね。
食事、水分、睡眠をしっかりとって、元気に夏本番を迎えましょう♪
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出典:厚生労働省 熱中症予防のための情報・資料サイト
厚生労働省 令和元年「国民健康栄養調査」の結果
日本人の食事摂取基準2020年版
管理栄養士KM