栄養部門

京都の郷土菓子、水無月

こんにちは。入職2年目Tです。

 
水無月の並ぶ季節になりましたね。

去年初めて京都の夏を迎え、あちこちで水無月が売っていることに驚きました。私は香川県出身なのですが、香川では和菓子屋でしか買う事が出来ませんでした。しかし京都では、夏になればスーパーやコンビニエンスストアでも水無月が並びます。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/minazuki_kyoto.html)

調べてみると、水無月は京都の郷土菓子のようです。ルーツは平安時代に遡ります。その時代、宮中の人々は氷室に蓄えていた氷を口にして暑さをしのいでいました。しかし当時氷は高級品。庶民が簡単に口にできるものではありません。その代用品として、氷の形を模した水無月が食べられるようになったようです。

 

京都では630日になると、1月から6月までの半年間の「罪穢れ(つみけがれ)」を祓い清める神事、「夏越しの祓(なごしのはらえ)」が各地の神社で催されます。この神事の際に罪を払い、無病息災を願って水無月が食べられます。小豆の赤色には邪気払いの意味が込められているそうです。

 

もうすでに猛暑が続いている今日この頃ですが、水無月を食べて昔の人のように涼しさを感じてみても良いかもしれません。

ですが糖尿病の方や医師から高血糖を指摘されている方は、間食の食べ方にご注意を!
良好な血糖値のコントロールのためには、間食の量だけではなくタイミングも大切です。

食事と食事の間に間食をすると、血糖が十分に低下しないうちに再び上昇し、血糖値が高いまま維持されてしまいます。これが血糖コントロールの悪化に繋がると言われています。

甘いものを食べるときは、日中にエネルギーを消費できるよう、朝食や昼食のすぐ後にデザートとして食べるのがオススメです(^^)/

皆様の夏が良いものになりますように!

管理栄養士 T
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