栄養部門

病態栄養学会の思い出

こんにちは。管理栄養士Iです。
一つ前の「2年目のつぶやき」ブログに続き、学会のことをつぶやきたいと思います。

1月28日(金)~30日(日)国立京都国際会館にて日本病態栄養学会が開催となっています。
一昨年からCOVID-19の影響で学会の開催は専らWebが主流となりました💻

人との交流がないことにはさみしく感じるものの、ライブ開催だけでなくオンデマンド開催も行われるようになり、好きなタイミングで聴講できるようになったのは利点です🎧また、学会出席が資格取得や更新のために必要な単位であることも多いので、遠くの学会にも積極的に参加していましたが、Web受講でも同様に単位が得られるようになったことは負担が少なく助かることではあります🚅🛫🚊

しかし、一昨年からと自分で書いておいて思うのは、そんな状態がもう2年続いているのですね。「学会」という響きがとても高尚なものに思えて自分が参加したり、発表するなんて恐れ多い!🙈と思っていた時期があったのですが、初めて学会発表をさせていただく場となったのが病態栄養学会でした。

ある疾患に関する食事の工夫について当院での取り組みを発表したのですが、同じような課題を抱えた病院が数件あり、他院の管理栄養士さんから質問をいただいたことに衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。自分の発表が誰かの役に立つことがとてもうれしく感じ、自分の中の学会発表の敷居が下がり、「些細なことかもしれないけどまとめてみよう」「積極的にわからないことは尋ねてみよう」と思うようになりました✨

2年目の管理栄養士たちががんばって発表に向けてスライドを作成しています。
彼女たちからすれば、Webでしか参加したことがない学会発表。当時の私よりどんなに大変だろうと思うばかりです。

私にとって学会という場所は振り返ると、他院の管理栄養士と関わりを持ったり、科内の管理栄養士とみんなで議論したり…そうした経験が明日への活力だったり、こんな取り組みやってみよう!という糸口になったりしてきました。今は一緒に参加することが難しくても日々、海外の論文の抄読会や症例検討会を行ったりしながら共に成長していきたいと感じています🌱

COVID-19が猛威を奮い、思うようにいかないことが多くて愚痴が増えてしまう昨今ではありますが今できることを前向きに実行していきたいと思います✊

管理栄養士I
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