栄養部門

大規模災害訓練に参加しました

こんにちは。日が落ちるのがすっかり早くなりましたね。

2021年12月4日、当院では第10回目となる大規模災害訓練が行われ、栄養科からも6名参加させて頂きました。
今回の訓練では、「京都市で震度6強の地震発生」を想定し行われました。

まずは自分の身を守り、揺れが落ち着いたら被災状況報告書というものを作成します。

栄養科内には調理用コンロなどの火元や、陶器を入れている食器庫等があります。どのような被害が起こるかを考えるいい機会になりました。

数名の栄養士は伝令者として訓練に参加しました。
被害の情報を出来るだけ早く災害対策本部に伝えるため、各部署を回って被災状況報告書を集めます。

緊張した現場の中で、出来るだけ早く正確な情報を集めることが必要とされています。
実際の災害時には、建物の倒壊も考えられます。そのような中でも冷静に迅速に行動するために、改めて訓練が必要だと考えさせられました。

栄養科は院内で唯一火を使う部署であり、栄養科内でも火災の消火訓練や避難訓練を行っています。また、被災時でも食事が提供できるように備蓄食の管理はもちろん、エレベーターが止まった時の模擬訓練として、数年一度、院内のスタッフ総出で「食事のバケツリレー配膳訓練」も行っており、2018年6月の大阪府北部地震の時には実際にエレベータが止まったのですが訓練のおかげで慌てることなく&スムーズにバケツリレー配膳でお食事を患者さんにお届けすることができました。やっぱり訓練ってたいせつですよね。

京都市内でも地震はいつ起きてもおかしくないと言われています。
日頃から訓練を大切にし、それを機に身の回りの安全を考えたいものです。

管理栄養士 K
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