栄養部門

「がん病態専門管理栄養士」という資格

【投稿日】2020年9月28日(月)

ご無沙汰しております。今年は長い長い夏だったというのが正しいのか、残暑の厳しい時期が続きましたね🌞ようやく朝晩は肌寒いと感じる季節になってきました🍂さすがにそろそろ長袖を着て秋服に切り替えたいですね🧥

今年はコロナ禍の影響によりほとんどの学会や講演会が中止となり、オンライン化が進んでいます💻こちらのブログでも過去には学会や講演会の投稿をたくさんしてきましたが、院内のNST勉強会さえも開催を見送ることになり…なんともさみしい現状が続いています😢

学会や講演会の報告は当面できませんが、視点を変えて…今回は学会や認定機構が認める「栄養管理に関する資格」について一部紹介したいと思います。

私IKは以下の学会や認定機構が認める資格を持っています。

・糖尿病療養指導士(日本糖尿病療養指導士認定機構)

・NST専門療法士(日本臨床栄養代謝学会)

・病態栄養専門管理栄養士(日本病態栄養学会)

・がん病態栄養専門管理栄養士(日本病態栄養学会)

・がん病態栄養専門管理栄養士研修指導師(日本病態栄養学会)

上記以外にも学会や認定機構が認める資格は存在しますが、病院で働く管理栄養士が取得を目指しているものはこのあたりでしょうか。IKもがんばってとってみたのですが、とってしまえばずっと名乗れるわけではなく、こうした資格は5年に1回更新しなければいけないのです…(泣) 更新のために学会や講演会に足を運んで単位をためていく必要があります💦

今年は更新が迫ってきている「がん病態専門管理栄養士」の更新のために教育セミナーを受講しなければいけない!東京にいかなきゃいけない!と思っていた矢先、コロナ禍の影響で予定がなくなってしまいました😲

その後、やはり教育セミナーはオンライン化されたので、自宅でせっせと受講しています…昨日からですけど(^^;)なかなかのボリュームで章末ごとにテストもあって(!)出かける予定もなかったのに何でもっと早くやらなかったのか。。。遅い夏休みの宿題状態です。

資格をいくつも持っていると時々「何か役に立ってる?」と思ってしまう瞬間はあります。正直なところ、「セミナーを受講して何になる?」という気持ちで昨日から始めたわけですが、しばらくして「こうでもしないと勉強する機会ってなかったな」とも実感しました。がんに関する新しい調査結果を自分で調べようと思ったことはあったか?制度が変わったことは知らなかった…等、たくさんの気づきがありました。

中でも驚いたのが(私が知らなかっただけですが)、”「がん対策推進基本計画」における「緩和ケアの提供について」の項目のなかに、国が学会と協力して取り組むべき施策として、がん病態栄養専門管理栄養士の記載が初めて登場しており、今後の同栄養士の活躍が期待されている”という一節。学会が病態別専門管理栄養士の制度を設け始めたことは知りつつも、改めて管理栄養士の専門性が必要とされ始めていることを実感しました。

資格があるから強み、というよりは資格を有してからが日々勉強なのかもしれません。自分にできることは何か?を模索しながら日々邁進していきたいと思います。

オンラインセミナーも悪くないっ🌟

管理栄養士 IK

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