【投稿日】2019年9月10日（火）

当院には「あおば会」という糖尿病の患者会がありますが、女性の糖尿病患者さんだけが集まる女子会が存在します。

2012年から開催し、災害時の対応、旅行の際の食事やインスリンの注意点、カーボカウント等の栄養指導や甘味料を用いたおやつレシピの紹介、後半には患者さん同士が交流できるようフリートークの時間を設けています。スタッフも栄養士のみならず女性の看護師、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師と多職種が参加しています。糖尿病療養指導士の資格を持つ専門職も多くいます。

今回は「糖尿病と骨粗鬆症」をテーマに栄養指導を行った後、ミキサーに冷凍のミックスベリー、ヨーグルト、牛乳を入れてベリースムージー作りをしました。

後半のフリートークでは普段どのようにインスリンを管理しているか患者さん同士で情報交換を行ったり、スタッフに普段なかなかゆっくり質問できないことを相談したりしてあっという間に時間は過ぎていきました。

患者さんからは「自分と同じ病気の人から話が聞けてホッとした」という声が聞かれました。

このような 患者会や集団栄養指導は新しい知識を得られる場のみならず、患者さんが気軽に相談できたり、患者さんが交流できる場でもあるので、今後も企画していきたいと思います。

管理栄養士　IK