第29回 京滋NST研究会 に参加させていただきました
【投稿日】2019年6月10日(月)
みなさん、こんにちは!管理栄養士Hです。
6月1日、メルパルク京都にて開催された「第29回京滋NST研究会」に参加させていただきました。
当院 栄養科からは主任Iが「NSYスクリーニングカンファレンスを導入してみて」という演題で発表をさせて頂きました。
桂病院では、2016年以降全病棟で週1回30分Maxの「 NSTスクリーニングカンファレンス(通称:スクカン)」を開いています。週1回という定期的栄養評価を行うことで、低栄養リスクの高い患者さんを早期に抽出することができ、より早期からのNST介入が可能になりました。
また、現在では、NST独自の勉強会やリンクナース会、各職種が栄養管理に関して日常行っていることを一堂に会して披露し試食や実継続などの実体験ができる「NST festival~略してN’fes~」も開催されるようになっています。医療スタッフの皆様に少しでも栄養管理の重要性を理解して頂き、興味を持ってもらえるように、今後も、あの手・この手で活動を続けていきたいと思います!
また研究会の後半は、元 近森病院 臨床栄養部部長、現在は東京医科大学病院 栄養管理科 科長でいらっしゃる宮澤靖先生による貴重なご講演がありました。
近森病院ではそれぞれの職種の専門性を大切にし、高いレベルで情報共有を行うことで素早い対応につなげているそうです。
「栄養のことは任せたよ」と信頼してもらうためには、栄養のことだけでなく病態について、薬について、検査について、臨床にかかわる知識全般、そして経営的センスをみがくことが必要だと、改めて感じました。
宮澤先生の考える「究極のNST」とは・・・?
チームの形態をとらずとも、栄養管理が病棟業務の一部になれば・・・NSTは発展的解散・・・?!
そんな夢も語ってくださいました。
大変熱く、刺激的な研究会でありました!
鉄は熱いうちに打て、ということで、週が明けてさっそく院内のエコー勉強会に参加してみるHなのでした。
管理栄養士H